豊川海軍工廠見学バス企画

7月26日、豊川海軍工廠に関する戦争遺跡を見学しました。

バス30名、現地集合11名で、総勢41名の大所帯です。

まずは、豊川海軍工廠平和公園で、映像を観た後、当時の施設を見て回りました。

この地は、以前東洋一の海軍工廠と言われていましたが、1945年8月7日に空襲を受け、2500名以上が亡くなりました。

その多くは、動員学徒と呼ばれる、若者でした。

4グループに分かれ、4名のボランティアガイドさんに案内していただきました。

着弾跡の説明を聞いています。

後方は火薬庫です。

昔のままの火薬庫、建物が残っていて、着弾跡の穴も当時のまま残されていました。

屋根のない防空壕が不安だ、という映像を観ましたが、本当に小さな防空壕でした。

豊川海軍工廠平和公園で、記念撮影。

写真や書類などの展示物を見て、桜が丘ミュージアムに移動しました。

お弁当の稲荷寿司を食べてから、常設展を見ました。

ここでは、豊川海軍工廠に落とされた爆弾の破片を触ることができました。

小さいのに、ずっしり重い破片でした。

海軍の制服や工廠で作っていた武器の展示もあり、興味深く見ました。

再びバスに乗り、豊川稲荷へ。

工廠で犠牲になられた人々の名前が刻まれている慰霊塔にお参りしました。

蓮の花咲く境内を巡り、門前町を歩きました。

豊川海軍工廠に関する3カ所を見ることができ、大きな学びを得ました。

参加された組合員さんからは、

とても勉強になった。

若い方がたくさん亡くなり、悲しい出来事。戦争は絶対にいけないこと。

バス企画なので、いろいろ回れてよかった。

などのお声をいただきました。

 

平和企画・沖縄

2019年3月24日、中部国際空港に集合、那覇空港に向かいました。那覇空港に着き、バスで轟(トドロキ)壕へ。住民が隠れていた、広い壕です。中は、真っ暗で、もわっと湿気を帯びていました。

とても深い壕で、多くの人が隠れ住むには、とても大変だと思いました。暗くて、狭くて、とても怖かったです。

次に、ひめゆり平和祈念資料館と魂魄(コンパク)の塔を訪れ、組合員の皆さんから託された折り鶴を奉納しました。

夜は、ガイドさんと一緒に、沖縄を訪れた組合員同士、交流会が行われ、みんなで感想を話し合いました。

 

2日目は、バスで辺野古へ行きました。埋め立て中止を求める集会をやっていました。とても美しい海で、熱帯魚やサンゴ、海辺の植物を見ることができました。

瀬嵩の浜、嘉手納基地を見て、嘉数高台に行きました。嘉数高台は、沖縄戦があった時の激戦地で、日本軍が使用したトーチカがあります。今は公園になっていて、世界平和を願う地球儀をイメージした展望台があります。

ここで、大雨に降られました。滝のような雨が降ってきて、びっくりしました。靴の中、服の中まで、びっしょり濡れました。

沖縄では急に天気が変わることもあるとのことでした。

 

3日目は、対馬丸記念館を見学しました。お姉さんが犠牲になられたというガイドさんのお話を聞きながら、展示物を見ました。

犠牲者の写真を見ました。幼い子どもがたくさんいました。

 

 

 

 

平和企画・事後交流会を行いました

4月21日、イーブルなごやにて、事後交流会を行いました。

沖縄での写真を保存したCDをお渡しするとともに、
沖縄での体験や思いをつづった、アンケートを持って来ていただきました。

一緒に沖縄を回った人々と1か月ぶりに会うということで、
世代を超えて、思い出話に花が咲きました。

普通の観光では行けない場所に行けてよかった。

テレビで沖縄の報道があると、耳を傾けるようになった。

新聞で沖縄のことを見ると、子どもと一緒に考えるきっかけになった。

沖縄のことを周りの人に伝えたい。

などのご意見をお寄せいただきました。

 

とくに印象に残っている場所として、
轟(トドロキ)壕、対馬丸という声が上がりました。

沖縄観光ツアーでは体験できないことが、
今回の平和体験企画できたのはよかったとのことです。

今後も、平和企画をおこなって参ります。

今ある平和に感謝し、過去の戦争を知る、ということで、
7月26日に夏休み平和体験企画「豊川海軍工廠平和公園」を
見学するバスツアーを予定しております。

開催日:7月26日(金)
集合時間:3つのいずれか。①8:00金山  ②9:30国府  
              ③10:00現地(豊川海軍工廠)
対 象  :組合員とその家族(小学4年生以上は一人でも参加できます)
参加費  :①1000円 ②③500円 

詳細は、6月4回アイメールに載ります。見てくださいね。