中垣きの子園さん見学

皆さんは“きのこ”お好きですか?
きのこは、食物繊維、ビタミンB類、ビタミンD2、ミネラルなどの栄養素を豊富に含む、毎日摂りたい食品のひとつです。
アイチョイスではさまざまなきのこが販売されていますが、
今回”くいしんぼ”はその生産者の中から、”中垣きの子園”さんを見学してきましたexclamation
中垣きの子園さんは、商品案内では、「舞茸&しめじセット」でおなじみ。
シャキシャキしてとってもおいしい黒ハートので、私もよく注文しています。
10000349-M01.jpg
  ↑
これです。「舞茸&しめじセット」わーい(嬉しい顔)
「中垣きの子園」さんは、豊田市にあるのですが、
足助を超え、小原を通り抜け・・・、西細田町というところにあります。四季桜かわいいが有名です。
のどかな景色が広がる、緑のまぶしいぴかぴか(新しい)、とーーっても素敵なところでしたるんるん
2013.9.17 きの子園見学 (42).jpg
いやー、癒されます。
中垣きの子園さんに到着。
2013.9.17 きの子園見学 (44).jpg
 ↑
お気づきでしょうか。
「きのこ」ではなく「きの子」です。
中垣さんによると「きの子は木の子ども」だから、とのこと。
中垣さんのきのこに対する思いがこもった表記なんですグッド(上向き矢印)
生産者の中垣さんですハートたち(複数ハート)
2013.9.17 きの子園見学 (46).jpg
早速工場内を見学させていただきました
まず菌床の原料ですが、西尾のふすまと長野のおが粉を使用してるとのこと。
地産池消ですね。
国産材料を使用、コーンなどの遺伝子組み換え混入の可能性があるものは
一切使用しない、とのことでした。
ありがたいです。
2013.9.17 きの子園見学 (10).jpg
菌床を瓶詰めし、98度の釜で8時間殺菌します。
殺菌剤を使用しないこだわりのため、その分どうしても手間隙がかかります。
2013.9.17 きの子園見学 (13).jpg
その後菌を植種した菌床を培養室に移動します。
培養室の写真ですが、何がすごいってexclamation 壁みてくださいexclamation×2
2013.9.17 きの子園見学 (14).jpg2013.9.17 きの子園見学 (29).jpg
厚みがあるでしょう~。
これ、長年きのこをこの培養室で育ててきたので、菌が壁にびっしりついているんです。
そのせいか、なんかとっても落ち着く部屋でしたよ~るんるん
培養室は、温度・湿度・光が適切に管理されています
菌たちはまずは最初の22~23度に室温がキープされたお部屋で30日間すごします。
もちろん、まったくの無農薬手(チョキ)
2013.9.17 きの子園見学 (19).jpg
30日ほどたったら、次のお部屋へ。
ここの温度は20~21度。

そう、きのこの生育状況に合わせて何度もお部屋を移動するんです。

なにせこの数ですから、大変な作業です…たらーっ(汗)

原基(菌糸塊)が形成されたら、またまた別の室温15~16度の生育室へ移動します。

このお部屋で3~5日ですごすと、小さなきのこの芽が出てきます。

そのまま1週間前後置くと、きの子がどんどん成長し、色もついてきます。

2013.9.17 きの子園見学 (25).jpg2013.9.17 きの子園見学(2).jpg

かわいらしい舞茸、しめじです。
2013.9.17 きの子園見学 (26).jpg
そしていよいよ収穫。
菌の植え付けから40~45日ほどたったところです。
2013.9.17 きの子園見学 (39).jpg
舞茸の収穫体験もさせていただきました。
2013.9.17 きの子園見学 (37).jpg
おいしそう~~レストラン
見た目だけでシャキシャキした歯ざわりが伝わってくるようです。
2013.9.17 きの子園見学 (32).jpg
きのこを収穫したら、使い終わった菌床を機械で瓶からとりのぞきます。
収穫したきのこは、中垣さんの奥様が手作業で袋詰めされていました。
ほのぼのした素敵なご夫婦でしたよー揺れるハート
美しい自然のなか、安全へのこだわり、細かな作業…、
本当に子どものように”きの子”がはぐくまれていました。
中垣さんの「自分の家族に食べさせられるものを作りたい」
という思いからのこだわりとのこと。
最近では菌床の放射能汚染についても配慮してくださっています。
消費者として本当にありがたく頭が下がります。
中垣きの子園さんで収穫させていただいた、とてもおいしい舞茸を自宅で味わいながら、
改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
中垣さん、ありがとうございましたexclamation×2