節辰商店 液体工場に行ってきました!!

前回に引き続き、節辰商店 新船開発センターへ「歓びの木6月号」の取材に行ってきました 🙂 

『節辰商店』・・・創業以来160年に渡り愛知のだし文化を支えている老舗の鰹節専業メーカー。

今回は液体だし工場にお邪魔しました。

まずは、工場の見学からです。

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「だし」抽出中です。

無理に圧力をかけずに、時間を掛けてゆっくり丁寧に厚削りを煮出して、「だし」を取っていきます。

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抽出された「だし」はパック詰めされます。

工場内での作業ですが、なるべく家庭的な作り方を目指していますとのこと。

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こちらは新船開発室 フードコーディネーターの徳田さんが「煮っころ丼々」で作って下さった名古屋風手羽中です。

①手羽中に片栗粉をまぶして、カラッと揚げる。

②熱々のうちに煮っころ丼々にからませる。

③お好みで黒こしょう・ごまをかけて出来上がり。

実際に試食させて頂きましたが、やさしい味付けになっておりすごく美味しかったです。

※煮っころ丼々は次回6月4回商品案内で登場予定です。

 

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こちらは先代社長がつゆを初めて作ったときの「かめ」です。

試行錯誤の中、この「かめ」で第一号が完成しました。

最初に出来上がった商品は「そばつゆ」だったそうです。

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こちらは新船液体工場 工場長の安達さん

節辰商店さんの液体だしには、料理を作るときの「ひと手間」が少しでも楽になり、美味しい料理を食べることができ、時間上手になってもらえればという思いが込められています。

だし料理のバリエーションも広がります。

液体だしは、「だしが良ければ、良いつゆが作れる!!」という節辰商店さんのこだわりと技術が詰まっている商品です。

詳しくは歓びの木6月号(6月1週配布)にて紹介となりますのでお楽しみに!(^^)!

 

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美味しいダシは「生協だしパック」にお任せ!

生協だしパック

簡単・手軽で誰でも美味しいダシが取れると評判の「生協だしパック」は、生協で20年以上愛され続けている人気商品です。今回、機関誌「歓びの木」6月号に向け、製造元の「節辰商店」を取材してきました。

『節辰商店』・・・創業以来160年に渡り愛知のだし文化を支えている老舗の鰹節専業メーカー。

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藤前センター(名古屋市港区)のセンター長、勝田和吉さんに工場を案内していただき、お話をうかがいました。

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だしパックの中身はむろあじ節、かつお節、煮干し、昆布、椎茸。中でも「むろあじ節」は半分を占めるほど入っています。むろあじでダシを取るのは東海地方独特の文化なんだそうですよ。味の濃い赤味噌(豆味噌)に負けない力強いダシにむろあじが欠かせないのかも知れませんね。

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原材料は全て細かく粉砕し、釜で焙煎した後にもう一度かき混ぜてパックに詰められます。焙煎することで水分を飛ばし、より旨味を凝縮する一手間をかけているのが美味しさの秘訣のようです。

魚の不足に伴う原料価格の高騰、中でもむろあじの高騰は悩ましいようです。それでも、本物のダシの美味しさをもっと広めたい!と野心に燃える勝田さん。

「ダシを取ることを難しく考えずに、だしパックでも鰹節でも、まずはとにかく水かお湯に放り込んでみてください。それだけで美味しいダシが出ますから。」とメッセージをいただきました。

だしパック無漂白袋

煮出す時間も温度も細かいこと気にせず、まずはだしパックを使ってみてください!『簡単で美味しい』が実感していただけるはずです。赤味噌(豆味噌)との相性もぴったり、まずは赤だしでお試しください。

赤だし

詳細記事は6月号の歓びの木(6月第1週配布)に掲載します。ぜひご覧ください。

 

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藤井ファームに行ってきました!!

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3月7日(月)歓びの木の取材で藤井ファームに行ってきました。
完全無薬で育てた尻尾のついた豚について、藤井ファームの皆さんにお話を伺いました。
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藤井ファームの皆さん(左から まどかさん、拓男さん、淳さん(次男)、和実さん(長男)。飼育は和実さんを中心に拓男さんが手伝い、加工・販売は淳さんを中心にまどかさんとパート4人で切り盛りされています。
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一般的な養豚ではストレスを溜めた豚が互いの尻尾に噛みつくため、子豚の段階で尻尾を切断します。
藤井ファームの豚はのびのび育っていることから、ストレス知らず。尻尾をかじる心配が無いので、切断する必要も無いのです。
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藤井ファームのすぐ近くの鉱脈で採掘される麦飯石という石。汚れを吸着・分解するので浄水器にも使われます。
藤井ファームの豚は、この麦飯石でろ過した水を飲み育ちます。
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飼料は、炭、麦飯石、米ぬか、フスマ、塩、発酵飼料に配合飼料をブレンドしたもの。この飼料と活性水で豚本来の自然治癒力を引き出します。
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飼料と水だけではなく、空気もきれいで素晴らしい環境です。自然豊かな山間に豚舎はあります。豚舎も成長段階に合わせて変わり、藤井ファームの豚は一般的な肥育期間よりも長い期間になっています。この坂結構な斜面です^^;
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最後に、藤井ファームの皆さんと昼食を御一緒しました(まどかさんの手作りです!!)
とても美味しかったです!(^^)!
今回ブログで紹介した内容は一部分です。詳細は歓びの木5月号(5月3回商品案内)にて!!

「たかたのゆめ」生産者への想いを届けてきました。

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昨年、アイチョイスで扱っています陸前高田市のオリジナルブランド米

「たかたのゆめ」を購入された組合員さんに、

生産者の方々に向けての応援メッセージを募集しましたところ、

110通もの応援の言葉が寄せられました。

大切な想いを何らかの形で産地に届けたいと考え、

応援メッセージ集を冊子にまとめました。

http://aichi-news.sblo.jp/article/168143819.html

この冊子には、

「一人一人の希望と夢を願って少しでも早く復興できるよう思いながら

一粒一粒、大切にいただいています」、

「小さな復興支援ではありますが、これからも注文させていただきます」

など、生産者や被災地に向けた温かい言葉が詰まっています。

11月24日に陸前高田市の戸羽太市長、

「たかたのゆめ」ブランド研究会佐藤信一会長、

JAおおふなと新沼湧一組合長を訪問し、組合員の声を届けてきました。

たかたのゆめ生産者の方々は「大変励みになります」と喜んでみえました。

震災から5年が経ちますが、復興の歩みは遅くまだまだこれからです。

商品を利用することで、被災地の支援を続けていきましょう。

                        生協連合会アイチョイス

                           理事長 西尾幸造

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  ▲陸前高田市の戸羽市長(左)、「たかたのゆめ」ブランド研究会佐藤会長(右)

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   ▲JAおおふなと新沼組合長

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収穫作業は重労働!?山三レンコンの畑を取材しました!

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10月末、愛知県愛西市でれんこんを生産している「山三レンコン」の
山田さんの畑にお邪魔し、山田真弘さん(写真右)にお話をうかがいました。
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愛知県内で有機でれんこんを作っているのは山三レンコンだけ。
全国的に見ても有機でれんこんを作っているところは少なく、貴重な存在です。
親子三代に渡ってれんこんを作って現在3代目。
16町もの面積(=名古屋ドーム約5個分!)で栽培しています。
(有機栽培は1町8反、残りは特別栽培です)
地域のれんこん農家で高齢化が進む中、山三レンコンでは若い力が活躍しています。
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れんこんの収穫は8月から始まって、翌年の5月まで続きます。
水が抜かれた10月の畑は写真のような状態です。
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重機で表面の土を削って、地中に埋まっているれんこんを収穫していくそうです。
畑の土が凸凹になっているのが分かりますか?
土が盛り上がっている畝のような所は、
来年育てる種としてれんこんを土の中に残しておくそうです。
じゃがいもやさつまいもを種芋で育てるのと同じようなイメージですね。
因みに種から育てようと思うと、収穫できるようになるまでに10年もかかるんだとか!
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れんこんの可食部分は地下茎。品種や土の状態によって深さが変わってくるそうです。
地中では、写真のように横たえた状態で埋まっています。
右の細い部分からできて行って、最後に左端の太い部分ができるそうです。
全部で5節できて、最初の1節目は収穫時期にはスカスカになっているので、捨てるとのこと。
可食部分は残りの4節分ということになります。
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で、収穫の方法はとういうと、このように鍬を使って、
れんこんを傷つけないように土を掘っていきます。
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農産担当も収穫にチャレンジ。
でもどこにれんこんがあるのか、素人ではとても判断が難しいです。
少し見えている球根のようなものを手掛かりに、中でどのような状態で埋まっているかを
イメージしなくてはなりません!
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この球根みたいなものはこの部分。
一番最後にできる部分で、柔かくておいしいそうですよ!
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希少な部分なので、月に1度だけこの部分を集めた徳用企画があります。
価格もお求めやすいので、見つけた時はぜひお試しくださいね。
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手とり足とり教えてもらって、立派なれんこんがお目見え!
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「色んな野菜がある中で、一番機械化が進んでいないと感じる」と山田さん。
しばらく収穫の作業を見せていただきましたが、
常に腰を曲げた姿勢で、本当にキツそうです。
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掘ったれんこんをカゴに入れる時もこの姿勢。
山三レンコンのみなさん腰痛持ちだそうです。
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「土作りへの情熱は誰にも負けない」と語る山田さん。
化成肥料で育てたれんこんは硬くなるそうです。
山三レンコンでは、鶏糞などの有機質肥料を施してしっかり土作り。
良い土で育つれんこんは茎が太くなり、
風が吹いても倒れないなど、天候の影響を受けにくくなるとか。
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「どんなものを使っているかは全部見せられるし、恥ずかしいことはしていない。
人の口に入るものだから間違ったものは使わない」
と語る山田さん。肥料などの資材を作っている現場も直接自分の目で
安全性や信頼性を確認するほどの徹底ぶりです。
特別栽培の畑でも
農薬は1回しか使用していません。(一般慣行栽培では5回まで農薬使用が可)
「現在は有機の畑は1町8反ですが、今後は3町まで増やしていきたいです」
と意気込みを語ります。
もちもちで歯ごたえの良い「山三レンコン」のれんこん、
甘くてアクが少ないのも魅力です!
山田さんおススメの食べ方は天ぷら!
ぜひお試しあれ!
※愛知県の土壌の性質上、鉄分が多く切り口などが黒く変色する場合
 がございますが、食味や品質には問題ありません。
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