3月21日(金)・3月22日(土)1泊2日の日程で
広島へ平和体験に行ってきました。
今年で5年目を迎えるこの企画に、
10組(大人10名、小人5名)の組合員さんが参加してくださいました。
2日間のガイドを務めていただいた大月純子さん。
被爆2世という立場で広島市を中心に平和学習などを行っています。
【1日目 広島平和記念公園を歩く】
広島平和記念資料館
ボランティアガイドの西村さん(左)、今田さん(右)に解説していただきながら、
館内を順番に見学していきました。
被爆前、現在平和公園になっている場所には、6~7の町が存在していたそうです。
それが、原爆投下によって、14万人もの尊い命が一瞬で奪われてしまったのです。
ボロボロになった衣服などの遺品を見ると胸が痛みます。
平和記念公園散策
館内を見学した後は、外に出て
公園内、公園周辺を散策しました。
これは被爆したアオギリ。幹の中心が避けたようにえぐられています。
レストハウス(旧燃料館)。原爆が炸裂した時、この建物の地下で
作業をしていた人は運良く死を免れたそうです。
いわずと知れた原爆ドーム。
右側半分を大きく破損していますが、元は左右対の建物でした。
こちらが爆心地の島外科内科。
原爆はこの病院の上空600mで爆破しました。
韓国人原爆犠牲者慰霊碑。
日本で強制労働をさせられ、被爆死することになってしまった
朝鮮人、韓国人の方々の慰霊のために作られた碑。
ここに組合員さんに折っていただいた鶴を奉納しました。
原爆供養塔。被爆者の遺体が葬られています。
ここに眠る遺体のほかにも、平和記念公園を中心とした
広島市一帯には無数の人骨が今も土の中に埋まっているそうです。
原爆の子の像。2歳で被爆した時は無傷で元気だったにも
かかわらず10歳で白血病を発症し、12歳という若さで
亡くなった佐々木貞子さんの慰霊のために作られたもの。
「鶴を千羽折れば病気が治る」と信じ鶴を折り続けたそうです。
ここにも組合員さんに折っていただいた鶴を奉納しました。
1日目のフィールドワークは以上で終了しました。
続きは2日目をご覧ください。