ユニセフの活動によって、5歳児未満の年間死亡数は、減少してきています。
これは、予防接種に力が入れられたためですが、
子どもたちを感染症から確実に守る方法のひとつに「出生登録」があります。
辺境地域では、「出生登録」のために役所に行くのも大変なことです。
そのため、親が「出生登録」を省いてしまうと、
子どもは政府によるサービスを受けられなくなってしまうのです。
ユニセフでは、政府による「出生登録」の制度を整備し、
遠隔地では役所のほうを出張させる方法などを伝えて、
保健・教育制度などに「出生登録」を上手に組み込むことを助言しています。
(ユニセフニュース VOL.236 2013WINTERより)
メンバー・馬渡美雪