1月12日の朝日新聞に、
「大地震から3年 復興遅れ貧困なお ハイチもっと知って」
という記事が載りました。
1月13日でハイチ地震からまる3年。復興はまだまだのようです。
1月13日、名古屋のNGO「ハイチの会」が、名古屋国際センターで
講演会「ハイチを忘れないで!」を開きました。
講演会にはいけませんでしたが、記事を紹介します。
ハイチの会は1989年に結成。
現地で活動する日本人や日本で農業を学んだハイチ人の農業支援を行ってきました。
2007年からは、農場近くに建設された学校での、教育支援も行いました。
以前は、ハイチのことを知る人は少なかったのですが、大地震があり、
人々に知られるようになりました。
会の事務所を兼ねるハイチの会代表・中野さんの自宅の電話、携帯電話には、
報道関係者からの問い合わせや寄付の申し出など、ひっきりなしに連絡があり、
3か月で約380万円のお金が集まったそうです。
最貧国のハイチでは、もともと一日一食しか取れない人も多く、
大地震の後は、略奪などの犯行が横行し、中野さんは心を痛めたとのこと。
11年3月に東日本に大震災が起こり、ハイチへの支援は急激に減りました。
昨年、集まったハイチ支援のお金は約4万円。
中野さんは「忘れないで!というタイトルですが、もっと知って!という思いです」
とおっしゃっていました。
「ハイチの地震以外の面も知ってほしいし、そこに生きる人々の生活を支える手助けをしてほしい」
とも述べておられました。
まぶいの会でも、一度ハイチの会の方々をお招きし、中野さんの講演会を開きました。
一人でも多くの方に、ハイチの現状を知っていただきたく、紹介させていただきました。
メンバー・長谷川洋子