あいち生協の平和体験企画も今年度で4年目を迎えました。
組合員の皆さんから寄せられた貴重な「平和カンパ」を使用させていただき、
昨年に引き続き、「沖縄」への平和体験企画 に行ってきました。
に行ってきました。
今回のテーマは「復帰41年&沖縄戦から68年の今を歩く」です。 
 日時:2013年3月28日(木)~3月30日(土)       
 訪問先:沖縄県
 参加者:組合員2組  5名(大人2名、子ども3名)
     組合員理事  1名              
     事務局    1名
     
      
                      
現在に至っても問題を多く抱える「沖縄」。
今回は沖縄キリスト教センター「ぎのわんセミナーハウス」のお二人を平和ガイドに
お迎えしての平和体験企画です。 
学びの旅の一部をご紹介します。  
     
 
        1日目ガイド 金井 創さん 
    
        2日目ガイド 又吉 京子さん
◆平和祈念資料館(1階) 
       
 
 
      足元には不発弾の展示がありました 。
。
      沖縄では不発弾処理は日常的なことであり
      いまだ2000頭ほどが地中に埋まっているそうで
      それらの処理には、まだ70年位はかかるそうです。 
       
  
         本土では見かけないポスターも
◆平和の礎(へいわのいしじ)
    
 
   「ギーザバンタ」と呼ばれるこの海岸線には、  
    逃げ惑った兵士や民間人の無数の死体があったという話でした。
   
   この海を見守るように建てられたモニュメントには、
   沖縄戦などで亡くなった約24万人もの名前が刻まれています。 
◆魂魄の塔(こんぱくのとう)
   
   沖縄県で最初に建立された慰霊碑です。      
   ここで組合員の皆さんに折っていただいた折り鶴を奉納しました。 
◆米須海岸(こめすかいがん) 
    
     
   アメリカ軍に追われ多くの人々が逃げ惑った海岸です。
   そんな悲しい過去を持つ海岸も今では遠浅で海水溜まりには
   小さな海水魚がたくさん泳いでいました。
 ◆沖縄戦体験者のお話し
   
   沖縄戦体験者 石原絹子さん
   小学校1年の時の壮絶な体験を丁寧に、ときには迫力のある
   言葉で私たちに語ってくださいました。
   「過去を学ぶことは、これからの生き方を考えること」
   という言葉が心に響きました。
 
◆嘉数高台と普天間基地
 
 
        普天間基地を眼下に見下ろすことのできる高台です。
        宜野湾市の24.4%を占め、最近配備された「オスプレイ」が
        整然と並んでいました。
        また、基地移転問題についても解決されていません。
◆佐真下ゲート
 
 
        アメリカ海兵隊普天間基地の3つのゲートのうちの1つで、
        オスプレイが間近に見てとれます。
    
    
    
               よく見ると、オスプレイの両側にはロープが張られており
        バランスの悪い機体を支えているとのことでした。 
     
        子ども達も真剣に耳 を傾けます。
を傾けます。
 
◆嘉手納基地
    
    広大な嘉手納基地・・・
    その中には元々住人だった方々のお墓があるそうです。
    ここからたくさんの戦闘機や輸送機が飛び立っていきました。
 美しい海と空、さわやかな空気に包まれた沖縄。
 写真やビデオではわからない、現地に行くことで体験できる感覚です。
 今回の企画も組合員さんと一緒に現地に行き、
 たくさんの新しい体験をしてきました。
 中でもやはり「まずは知る」ことの大切さを痛感し、
 やがて未来を引き継ぐ子ども達に対して二度と間違った
 選択をしない大人になりたいと再確認しました。
                  組合員理事 中田幸江
 
未来のこどもたちのために平和な世の中であり続けることをいのります。報告ありがとうございます。