開催日:12月10日(月)
場 所:アイミティ浜松
参加者:大人3人、子供2人、メンバー8人
講 師:渥美さん(渥美農園)、岩井さん(たちばなファーム)、籠橋さん(あいち生協・みかん山担当)
初めまして。地域活動グループ「陽だまり」が浜松で初めてできました。
そして、今回は企画第1号です!
まずは地元のことからということで、浜松市北区でみかんを生産している渥美さん、そのみかんを販売している岩井さんにみかん作りの話をしていただきました。
▲渥美農園の渥美さん ▲たちばなファームの岩井さん
興味を引いたのは、農薬のことでした。渥美さんによると、みかんの味に影響を与えるのは除草剤だそうです。
たくさんのみかんをきれいに育てるための労力を考えると薬は必要で、一般的には年に15回ほど農薬を使います。
渥美さんも昔は使っていました。
しかし、「農薬を減らしたみかんをつくってほしい」という組合員の声に応え、徐々に使う薬を減らし、今は昔の半分にしたそうです。収穫の2ヶ月までには薬の使用は終わるようにしています。
農薬を減らすということは大変な勇気と努力が必要だったそうです。
私たち組合員の希望を生産者に伝えることも大事で、また私たちは生産者の苦労や工夫を知り、出来たものを味わっていただくというのが一番いい形に思いました。
ただ、今は後継者問題があります。
岩井さんも渥美さんも立派な息子さんがみかんの道に進んでいらっしゃいますが、周りでは後継者がいなくなり、お世話ができなくなったみかん畑が増えて荒れてしまう問題があります。
そこで、耕作放棄されていくみかん畑を守ろうと、生協職員と組合員で年間作業に取り組んでいます。
「みかん山保全運動」と言います。みかん山では、作業以外にも自然の中走り回ったり、摘果したみかんでジュースを作ったりと親子で楽しく過ごせます。
▲あいち生協・籠橋さん(みかん山担当)
2月下旬から3月初旬に参加募集がかかります。ぜひ1回でもみかん山に遊びに行きましょう!
ここで取れたみかんを使った商品が、夏に登場する「みかんぜりー」「果汁がおいしいみかんのところてん」。
味が濃くておいしいですよね。
実は、来年春に新商品「みかんジャム」が登場します。一足お先に参加者と試食しましたが、みかんの味がさらに濃くなっていて、酸味も程よくおいしかったです。パンにもヨーグルトにも合いますよ。珍しいみかんジャムをぜひ試してみてください。
▲試食会の様子
▲たちばなファームのみかんとみかん山保全運動のみかん(右)
岩井さんからの差し入れの柿(左)
▲みかんジャムとみかんジュースもおいしかったよ
次回は3月に“ヘナ”の勉強会を企画しています。
活動メンバーも募集中です。
興味がありましたら、ぜひ生協までご連絡下さい