令和元年11月19日
豊橋にある中央製乳の工場見学に行ってきました。
今日の私の発見2つ。
最新の機械で作業効率がとてもよくなっていること。
愛知県は酪農が盛んだということ。
ここでは、地産地消がモットー。
豊橋、田原を中心とした酪農家から新鮮な牛乳が集められます。
浜松では見かけないのですが、愛知の方ならおなじみのパッケージですか?
(こちらは生協の扱いのない牛乳です。)
外には500t入るタンクが3本もありました。
タンクローリーで運ばれてきたら、まず、重さ、温度、菌や味の検査をします。
この写真は、牛乳を工場のタンクに入れ終わったので洗浄中
今日は、この工場でパックや瓶の牛乳ができるところを見せてもらいました。
運ばれてきた牛乳は、遠心分離機にかけて、ゴミをとったり、乳脂肪分をとります。
4年前にできた新工場には複雑な配管と機械がいっぱい
1リットルのパック牛乳、学校給食用に200mlの瓶と紙パックのタイプがあります。
1リットルパックの牛乳が並んでいます。ベルトコンベヤーで流れていました。
なんと1時間に15000本作っていて、
愛知県の牛乳の約4割を中央製乳で作っています
下の写真は、瓶の牛乳。給食用です。瓶は使ったものを回収して再利用します。
おお、工場に入ってからようやく白い牛乳を目にしました
こちらは給食の紙パックの牛乳です。
給食の紙パックは、一枚の紙を筒状に丸めて、
底を閉じて牛乳を入れて、上を閉じるやり方で、
腕のような機械でどんどん紙パックを作っていました。
強大なサイコロ。これはバターを作る機械です。
ここに牛乳と生クリームを入れて30分グルグル結構速いスピードで回します
2tの牛乳からおなじみの大きさのバターが3000個できます。
1日1回作ります。このバターは生協のカタログにも出てきますね。
バターの色の違いは、エサのカロチンの量の違いだそうです。
渥美半島の牛は、干し草を食べるので、カロチンが抜けてきていて白っぽいバターになり、
生の草を食べる牛のいる産地ではカロチンがたくさんで黄色っぽいバターになるそうです。
アイチョイスでも扱っている、渥美半島のヨーグルトみかんも試食してきました
つぶつぶみかんが入っていて、濃厚ヨーグルトにぴったりです。
牛乳のことを知ったら、牛のことも知りたくなりました
愛知県は、生乳生産が全国7位。
面積あたりでは北海道に匹敵するほど酪農が盛んなのです
牛さんからもらった牛乳、大切にいただきます