今年も組合員さん、生産者、生協が協力して
育てた「みかん山保全運動」のみかんが今週11月2回から出荷を迎えました!
このみかんの特長を紹介します!
早生栽培
みかん山保全運動の畑では除草剤は一切使用しません。
一般的な畑では、除草作業の労力を削減するために除草剤を散布します。
除草剤を使用した畑では微生物が少なく、土が固くなってしまいます。
これでは、みかんが必要としている栄養分や水分を十分に蓄えることができません。
健康的とはいえないこのような畑では、美味しいみかんになりません。
除草剤を使用しない草生栽培を行うみかん山保全運動の畑では、
鬱蒼と雑草が生い茂ります。
特に夏場はわずかな期間で大きく成長するため、小まめな草刈りが必須。
大変な労力がかかりますが、美味しいみかんのためなら手間暇を惜しみません。
化学肥料不使用
みかん山保全運動の畑では人工的に作られた化学肥料は一切使用しません。
鶏糞や魚粉、油カスなどの有機物を発酵させて作った有機質肥料を施します。
これによって微生物が増え、フカフカの土となり、地力が増します。
防腐剤・ワックス不使用、カラーリングなし
一般量販店などの店頭に並ぶ市販のみかんは、外観を良くするために、
カラーリング作業で青いみかんの成熟を強制的に早めて赤く見せる処理をしたものもあります。
また、仲介業者を通すことで収穫から販売までの期間が長くなるため、
みずみずしさや鮮度を保つためにワックスを使用したり、
カビの発生を抑えるために収穫直前に防腐剤を散布します。
一方、みかん山保全運動のみかんは中身と安全性を重視。
9月中旬以降、薬剤散布は行っていません。
傷などが多く決してきれいとは言えませんが、より自然に近い見た目です。
「生協のみかんは腐りやすい」という印象をお持ちの方も多いと思いますが、これも安全の証です。
みんなの想いが詰まっています!
みかん山保全運動のスタート時、生協スタッフ全員がみかん栽培の素人だった頃から
栽培の指導をしてくださっている渥美農園の渥美さんとたちばなファームの岩井さん。
8年前に生協がみかん山保全運動の取り組みを始めたのも、
この2人の「耕作放棄地をみかん畑として再生したい」という願いがきかっけです。
この想いに共感して作業に参加してくださっている組合員のみなさん。
農業の大変さを身を持って体験し、一生懸命育てたみかんだからこそ、
組合員さんに「美味しい」と喜んでもらいたいと願う生協スタッフ。
みんなの想いが詰まっています。
今年は小ぶりですが、その分味は濃厚!美味しさがギュッと詰まっています。
コクがあって、甘味と酸味のバランスが整った美味しいみかんに仕上がりました!!
次回は来週注文書提出分、
11月4回企画の商品案内にみかんケースが特価で登場しています!
(お届けは11月5回となります)
このみかんを購入いただくことが、保全運動の原動力となります。
ぜひとも買い支えによるご協力を、よろしくお願い致します!
※防腐剤やワックスを使用していないため、カビが発生しやすい商品です。
到着後は、重ならないよう新聞紙などに広げ、なるべく早めにお召し上がりください。