2012年12月01日(土)
場所:岐阜県中津川市加子母
参加人数:6家族(大人7名、小人4名)
支援:岐阜県緑化推進委員会「緑の募金事業」
やまんじ体長/伊藤栄一さん
森林環境学習、森林セラピー、景観、林業、多目的利用などの視点から、調査研究、講演、フィールド活動などで「森の魅力」を伝えている。「森のなりわい研究所」代表。森に育まれるくらし・地域づくりを目指して、調査研究、諸活動の企画・運営・支援ならびに森林管理事業を手がけています。
森のなりわい研究所ホームページ http://www.morinari.com/
今回は樹が木になるまでを楽しく学びながら旅をするバス企画。
岐阜県に向かう車中で、やまんじ隊長から木材に関するお話がありました。
「TPPで関税撤廃が話題になっていますがが、林業は40年前から撤廃されています。
国産木材は作り方に関係なく安い値段でしか売れず、しかも安い輸入木材や代替品などと
戦わなくてはいけません。適性価格で買い支えたり、木材にかかる費用を賄ったりする仕組み
を作ることが大切です」
たまちゃんがこの企画のために手書きで作成してくれた
素敵なパンフレットが全員に配布されました。
▲イラストいっぱいでわかりやすい! ▲たまちゃん
▲木材を加工する現場を見学させていただく「舞台峠木材」さんに到着。
▲木材加工のスペシャリスト。木を加工して何でも作ってしまいます。
▲丸太を巨大な機械でカットしていきます。
▲きれいに仕上げるとこんな感じに仕上がります。
▲お土産に、しゃもじやまな板をいただきました
▲食事の後は薪割り体験。
▲隊長が指定した重さを目指して小さくカット。
▲結果発表!1人ずにメダルが授与されました。
▲優勝者にはなんと木んメダルが!
▲全員で記念撮影。
▲木製品がいっぱい並ぶ売店でショッピングしたり、加子母のヒノキを使って
建てられた住宅の展示場を見学したりしました。
▲最後は人工林で隊長からお話を聞いて終了。
みなさんお疲れ様でした。
▲金山駅に到着した頃にはすっかり日も落ちて真っ暗。
普段何気なく目にする木製品。でもその原料となる樹がどのような
流れを辿って製品になるのか、知る機会は少ないのではないでしょうか。
今回の旅が、林業や国産木材の置かれている現状に目を向ける
きっかけとなったら幸いです。