皆さんは“きのこ”お好きですか?
きのこは、食物繊維、ビタミンB類、ビタミンD2、ミネラルなどの栄養素を豊富に含む、毎日摂りたい食品のひとつです。
アイチョイスではさまざまなきのこが販売されていますが、
今回”くいしんぼ”はその生産者の中から、”中垣きの子園”さんを見学してきました
中垣きの子園さんは、商品案内では、「舞茸&しめじセット」でおなじみ。
シャキシャキしてとってもおいしいので、私もよく注文しています。
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これです。「舞茸&しめじセット」
「中垣きの子園」さんは、豊田市にあるのですが、
足助を超え、小原を通り抜け・・・、西細田町というところにあります。四季桜が有名です。
のどかな景色が広がる、緑のまぶしい、とーーっても素敵なところでした
いやー、癒されます。
中垣きの子園さんに到着。
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お気づきでしょうか。
「きのこ」ではなく「きの子」です。
中垣さんによると「きの子は木の子ども」だから、とのこと。
中垣さんのきのこに対する思いがこもった表記なんです
生産者の中垣さんです
早速工場内を見学させていただきました。
まず菌床の原料ですが、西尾のふすまと長野のおが粉を使用してるとのこと。
地産池消ですね。
国産材料を使用、コーンなどの遺伝子組み換え混入の可能性があるものは
一切使用しない、とのことでした。
ありがたいです。
菌床を瓶詰めし、98度の釜で8時間殺菌します。
殺菌剤を使用しないこだわりのため、その分どうしても手間隙がかかります。
その後菌を植種した菌床を培養室に移動します。
培養室の写真ですが、何がすごいって壁っ 壁みてください
厚みがあるでしょう~。
これ、長年きのこをこの培養室で育ててきたので、菌が壁にびっしりついているんです。
そのせいか、なんかとっても落ち着く部屋でしたよ~
培養室は、温度・湿度・光が適切に管理されています。
菌たちはまずは最初の22~23度に室温がキープされたお部屋で30日間すごします。
もちろん、まったくの無農薬
30日ほどたったら、次のお部屋へ。
ここの温度は20~21度。
そう、きのこの生育状況に合わせて何度もお部屋を移動するんです。
なにせこの数ですから、大変な作業です…
原基(菌糸塊)が形成されたら、またまた別の室温15~16度の生育室へ移動します。
このお部屋で3~5日ですごすと、小さなきのこの芽が出てきます。
そのまま1週間前後置くと、きの子がどんどん成長し、色もついてきます。
かわいらしい舞茸、しめじです。
そしていよいよ収穫。
菌の植え付けから40~45日ほどたったところです。
舞茸の収穫体験もさせていただきました。
おいしそう~~
見た目だけでシャキシャキした歯ざわりが伝わってくるようです。
きのこを収穫したら、使い終わった菌床を機械で瓶からとりのぞきます。
収穫したきのこは、中垣さんの奥様が手作業で袋詰めされていました。
ほのぼのした素敵なご夫婦でしたよー
美しい自然のなか、安全へのこだわり、細かな作業…、
本当に子どものように”きの子”がはぐくまれていました。
中垣さんの「自分の家族に食べさせられるものを作りたい」
という思いからのこだわりとのこと。
最近では菌床の放射能汚染についても配慮してくださっています。
消費者として本当にありがたく頭が下がります。
中垣きの子園さんで収穫させていただいた、とてもおいしい舞茸を自宅で味わいながら、
改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
中垣さん、ありがとうございました