こんにちは!
今月のスマイルばぁばのマネーレポートは自然災害と保険についてレポートします。
今年は、本当に災害の多い年です。
2011年以降、
大規模な集中豪雨や、台風、雪災などの自然災害により、
火災保険の保険金の支払いが増加しているそうです。
2010年ごろと比べて4倍以上になっているとのこと。
こうした傾向から、保険会社などは
2019年1月から保険料の見直しを検討されているようです。大変です。
火災保険に加入していますか?
火災保険は、
火事以外にも、落雷や台風、水害、雪害、水漏れなども対象で
建物や家財の損害を補償してくれます。
火災保険の補償は、
火災の補償のほか自然災害などによる幅広い損害を補償をしてくれます。
ただ、
火災保険のこれらの補償範囲は、共済や保険会社の商品プランによって違います。
・補償内容の範囲の違い
・費用保険金(片付け費用・見舞金費用、手続き費用など)の違い
・免責金額の違い など
これらが、火災保険を比較する際に、大変ややこしいところです。
保険料だけの判断では無理です。
契約条件をなるべく合わせて、比較しなければ比べて検討したということにはなりません。
基本補償は何か?欲しい補償は何か?を
しっかり自分で確認し、設計する力が必要ですね。
さて、ここで、
災害として一番心配なものは、地震ですが、
地震補償 は 地震保険 です。
地震保険に加入していますか?
火災保険では、地震に関する損害は補償しません。
火災をはじめ、水害なども、
それが、地震により、起こった火災、水害であれば、
一切、補償してくれないのです。
地震保険は火災保険とは別の保険です。
でも、地震保険で単独で加入することができません。
必ず、火災保険とセットで加入します。
地震保険は、国の制度であり、
基本的な補償内容は「地震保険に関する法律」などの法令に規定されています。
つまり、どの共済保険・保険会社に加入しても保険料などは同じです。
ただし、保険料に差があります。それは、
住んでいる都道府県により違いがあるのです。
リスクの高いところは保険料が高いということです。
さて、この地震保険ですが、
2019年1月に全国平均で3.8%引き上げる見込みのようです。
3.8%という数値は全国平均ですから、
これもリスクの高い都道府県は高い保険料率の引き上げ率になる見込みのようです。
でも、
愛知県、三重県、和歌山県は14~15%(構造物による違い)ぐらい下がるようです。
岐阜県も下がるようです。
東京都、静岡県などは7%から10%ぐらい上がります。
(地震保険2019年改定とパソコンなどで検索すれば詳しい数値は拾えます)
さて、
この地震保険3段階で改定する予定のようです。
第1回は2017年1月に 実施済です。
第2回は2019年1月に 予定
第3回は2021年1月に 予定
保険料が確実に上がるなら、
長期契約が可能であるならば
保険料だけを考えるなら、
長期契約(5年が最長)の一括払いが、最も割引率が高いようです。
ただし、デメリットもあります。
契約の見直しができない。一時払いでの負担額が大きい。などです。
保険料が下がる場合は、単年契約の方がいいですね。
では、最後に
火災保険・地震保険の加入する際のポイント
住まいの周辺環境をきちんと確認をする。
建物周辺の海や河川、山の有無、立地やハザードマップなども見る必要があるようです。
そのうえで、
火災保険の補償内容について、
必要なもの必要でないものを確認することが重要なようですね。
実は、スマイルばぁばは、何もしていませんでした。
このレポートを書きながら、自己反省しています。
毎年送られてくる火災保険の更新案内に〇をつけてそのまま返信していたのです。
あるFPのかたのコメントで、
「補償の中で水災が比較的必要性の有無が判断しやすく、不担保にした場合の軽減効果の大きい補償です」とありました。
この機会に、
火災保険の見直しも大切だな!と思いました。
生協の組合員だから、コープ共済の火災保険の内容も一度読んでみるべきですね。
では、
みなさん、最後までお付き合いありがとうございました。
追加です。
地震保険について(損害保険料率算出機構より)
地震保険附帯率(2017年)のデータをお知らせします。
火災保険に入っている人が地震保険も付けている人の割合です。
愛知県・・73.7%
静岡県・・65.1%
岐阜県・・76.1%
三重県・・67.7%
愛知県は高い比率です。みなさん防災意識は高いですね。
東京は58.2%です。では、さようなら