こんにちは!
令和2年お正月だ!と思っていたら、あっという間に、もう1月下旬です。
こんな調子で、春、夏と過ぎていくのかな?
「銀行ゼロ時代」(朝日新書 高橋克英著)という本を読みました。
なぜ、この本を読もうと思ったのか?
それは、
昨年のライフプランニング活動研修会において(日本コープ共済生活活動共同連合会主催)
講師である、生活マネー相談室の八ツ井慶子先生のお話に
「エー!」と驚きの内容だったのです。
帰りに、メンバーと「凄い!お話だったね」と立ち話をしてしまいました。
さて、その講演の主題は、
最新保険商品は”人生100年時代”に本当にフィットしているのか!?
日本社会は未経験の時代に突入、
自分で考え、自分で決断する時代へ というテーマでした。でも、
先生の講演内容で一番頭に残ったフレーズは、
「今、保険会社は大変な状況です」
保険会社は生きのこりをかけて、運営営業をしています。
もしかしたら、倒産もあり得るようなニュアンスの話しぶりです。
そこに、
「銀行も苦しんでいる」という言葉もあったように思います。
そして、次に私の印象に残ったフレーズは、
「今の時代は、大きな変革の時代であり、
皆さんはその時代に生活しているのです」
所さん的に言うと、(NHKの所さん大変ですよ!から)
「大変ですよ!未経験の時代に突入していますよ!」「もっと大変ですよ!」かな?
配布されたプリントには
『長期のライフプランは立てない。
5年から10年程度ぐらいの計画をして、その都度、見直していく』と、
書いてありました。
私、スマイルばぁばの情けない頭で考えました。
これからは、
情報が大切!世の中の情勢をしっかり、見て行くことが大切!と。
しっかり、心に刻みました。
実は、
最新の保険会社ごとの保険の中身についての説明やら、
人生100年時代における家計のポイントなどもあったのですが、
頭の中にしっかり、残ったのは
保険会社が大変な時代、
銀行も大変な時代、
日本経済も大変な時代というイメージができてしまったのです。
それで、
この本「銀行ゼロ時代」という本を本屋さんで見つけて、
どんなこと書いてあるだろう?と
手に取り、読みました。
やっぱり、銀行は大変な時代のようです。
キャッシュレス化だから、大変なのかな?と思ったのですが、
それだけでは、無いようです。
ゼロ金利政策だから、大変なのかな?と思いましたけど、
それだけでは、無いようです。
フィンテック企業・デジタル・プラットフォーマ―という言葉を
聞いたことありますか?
もう、横文字ばかりで、なんだよ!ですよね。
少し、話が反れますが、
このお正月息子が帰宅したついでに、要らないものをフリーマーケットで売ってもらいました。
売るものをスマホで撮って、すぐに、情報を掲載すると、
いいね!というコメントがはいり、
10分もしない内に売れました。スマホ内の金額表示に○○円入金と表示され、
私なんかは「オー」です。
そのまま、コンビニに行き、バーコードで送り先を印刷して、
送るものに貼り付けコンビニの店員の人にお渡しして、終了。
若い人にはもう、当たり前にやっていることが、スマイルばぁばの年代は驚きです。
ここで、売ったからお金はどうやって、息子に入金されたか?
実はこのシステムが、銀行ゼロ時代を推し進めることになっているようです。
すぐに他県の方から、スマホに入金されたと表示されましたが、
そのお金は、そのシステム内でのお金だったのですね。
実際は○○○○円と日本円の金額が表示されていましたが・・・・、
息子が私に現金をくれたかと言いますと、
息子のスマホ内でのお金ですから、私には渡してはくれませんでした。
銀行口座から銀行口座への入金はしていません。
この場合は、銀行の存在は必要ないのです。
そのスマホ内のお金で、息子はお買い物をするようです。
つまり、お金のやり取りに銀行が介在しない状況が進んでいる。
デジタル・プラットフォーマ―(巨大IT企業)の存在によることが大きいようです。
今回読んだ、「銀行ゼロ時代」の説明では、
給与振り込みまでが電子マネーになるのでは?と書いてありました。
本当に、未経験のことが次々と起こってきます。
もう一つ、驚いたことがあります。
クレジットカードや携帯電話、飛行機などの利用で付与される
「ポイント」や「マイル」などで「ポイント運用」「ポイント投資」などがあるようです。
このようなサービスがフィンテック企業(金融とIT)によるものと考えるのかな?
なんか、本当に世間は知らない内に
未経験の時代に入っているようです。
そんな、激動の年に生きられるのは、考えてみると楽しみでもあります。
数年後には、空飛ぶタクシーが飛んでいるかも知れません。
(トヨタが430億円、空飛ぶ車に出資したとニュースになっていました)
一杯情報を集め、どんな変革をするのか、一緒に考え、想像しましょうね。
令和2年、最初のスマイルばぁばのマネーレポート、これでおしまいです。
最後までお付き合いありがとうございました。