こんにちは!
暑くなりましたが、まだまだ、暑くなるようです。
周りで睡眠不足の人はいましたが、私はサッカーを見ることをしませんでした。(夫は一人叫んでいました)
朝のワイドショー、ニュースでチェックするのみで、十分堪能しました。(夫は横で講釈を垂れていました)
渋谷で、あの空気に触れ、次の日のことは考えずに騒ぐということをやってみたい・・・・。と、チョット思いますけどね。
では、
マネーの話をしますね。
7月2日に路線価の発表がありました。
名古屋の中村区名駅一「名駅通り」が一平方メートルあたり一千万円とのこと。これは、バブル経済期直後以来24年ぶりに一千万円越えだそうです。
凄いね!
でも、土地の値段って、実はいろいろな基準価格があること知っていましたか?
「一物五価」
日本の一つの土地に五つの異なった価格があることをいいます。
実勢価格(時価)・・・実際に取引される価格
公示地価・・・・・・・国土交通省が毎年3月に公表する価格
基準地価・・・・・・・都道府県が毎年9月に公表する価格
路線価・・・・・・・・国税庁が相続税や贈与税を計算するために道路ごとに付けられた価格 毎年7月に公表 公示地価の80%程度
固定資産評価額・・・・市町村が決める「固定資産税路線価」3年ごとに4月に公表 公示地価の70%程度
以前、知り合いの方との会話で
(ご夫婦2人とお母さま(義母)と一緒に住んでいらっしゃる方)
「母が亡くなった場合、主人と弟の二人だから、相続問題になってもいけないから、住んでいる家は売って、弟と2人で分ければいいね。と主人と2人で話しているのよ」と
また、
「夫婦二人だから、ずーっと賃貸住まいでもいいかな?と思っている」と、おっしゃるのです。(40代ぐらいで、お子さんはいらっしゃらない方です)
そこで、チョット待って!と
スマイルばぁばは、余分なお節介なお話をしてしまいました。
<話した内容>
その1
ずーっと賃貸で住むことのデメリットとメリット
メリット・・・ 住み替えをしやすい。
自分によりマッチした場所への転居(勤務地の移動、収入の増減、地域の魅力など)
デメリット・・・・ 高齢になった場合の賃貸探しは容易ではない可能性がある。
今後、空き家が日本中増え、高齢者も借りやすくなると思いがちですが、保証人の問題、あるいは緊急連絡先を求めるられこともあります。保証人は保証会社を利用することもできますが、それなりに一定の月収も必要となります。賃貸に住み続けるには、それなりに備えが必要だということです。
その2
同居している場合、相続に関しての特例「小規模宅地等の特例」が使える。
家の敷地330㎡までの部分の課税価格が8割引きになります。
同居していた親族が持ち続け、住み続けることが条件です。
その3
代償分割という方法がある。
兄が不動産を相続した場合、弟さんに代償金を支払うというような方法。
その場合は、兄としてお金を準備しておかなくてはいけません。
やみくもに備えるということも難しいので、いくら用意すればいいのかを知ることです。
土地と家に対しておおよその評価額を自分で調べておくことを一度チャレンジしてみたら?と話してみました。目安でいいので知っておくことが重要だと思います。
土地を遺産分割する際の価格の評価に対しては
「一物五価」のうちの〇〇価格で、という決まりはないようです。その時その時で協議するようです。
相続税においては、路線価ですけどね。
代償金を今から蓄えておくことに、メリットがあるように思えたのです。
また、代償分割に生命保険を利用するというお話も聞いたことがあります。
ここら辺のことは、調べれば書いてある資料があります。
ずーっと先のことだからと、先延ばしにしておくより、
どんな方法があるのだろう?と自分なりに考え、調べ、あるいは、専門家に相談するなりしておくことがそれなりの備えであり、
その後の人生「備えておいてよかった」ということになるのではないでしょうか?
知人の方には、
ここまで、しつこくお話はしませんでしたけど、
「一度調べて何がよいのか検討することもありよ!」と伝えました。チョット驚いた様子でしたけどね。・・突然何を話すのこのおばさんかな?・・
まだ、梅雨明けはしていませんが、7、8、9月暑い夏が続くだろうね。
みなさん、元気に乗り切りましょう。
若い時は夏休みがなんて短い!と思っていたけど・・・ね。
夏になったら、あれもしたいこれもしたいと今頃ルンルンだったなあ。