こんにちは!
最近、「人生100年時代」という言葉をよく目にしませんか?
政府も「人生100年時代構想会議」という会議を2017年9月から開催しているようです。(何を構想してくれるのかな?)
私は読んでいませんが、ベストセラー「ワークシート」や「未来企業」の著者リンダ・グラットさんの新しい著書
『LIFE SHIFT (ライフ・シフト))100年時代の人生戦略』という本には、
“2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想される”と 記載されているとのこと。
誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか、がテーマになっているようです。(著者のリンダ・グラットンさんも構想会議のメンバーのようです)
今度、本屋さんで手に取ってみて、購入を検討しようかな
(芥川賞受賞 若竹千佐子著の「おら おらで ひとりで いくも」をやっと読み終えたところです。老いて一人生きていく姿から、共感できるとこも多々ありました。)
実は、スマイルばぁばは、もう10年以上前から「私は100歳まで生きる、一人になったらロボットと生活する」と友人や主人に話しておりました。
母が60代で亡くなりましたから、「私は100まで生きる」と決意したのです。(変でしょ。決意したって生きられる訳ないけど、そのぐらいの気合いを持って生活しようと・・・)
友人は「〇〇ちゃん、100まで生きるってよ。一人になったら、ロボットと一緒に生活するそうよ」と知人達に伝聞しています。
聞いた人たちは、みんな否定的なようです。身近に100歳以上の方はいません、お目にかかったこともないのが現実です。
80歳代の方は多数いらっしゃいますが、ただ、
健康寿命という点では疑問符がある方もいらっしゃいますし、100歳までの生活においても心配な点が一杯みえてしまいますので、否定的になるのだと考えられます。
さて、
突然ですが、 ここで、クイズでーす。(日本経済新聞2017年9月2日のプラス1より抜粋しました)
クイズ1
定期預金で満期時に最も残高が増えているのは?
年利1.2%の3か月物定期預金
年利0.5%の1年物の定期預金
どちらも同じ
クイズ2
25歳から年10万円預金した花子さんと50歳から年20万円預金した太郎。75歳で残高が多いのは?
2人の預金高は同じ
太郎
花子
クイズ1の答え
預金の利息は
年利1.2%の3か月物の定期預金
100万円×1.2%×0.25=3000円
年利0.5%の1年物の定期預金
100万円×0.5%=5000円
答えは②
定期預金が1年未満の場合、利息の計算方法に注意しましょう。年利1.2%で100万円を1年物の定期預金に預けると、満期時の利息は1万2000円。3か月物では期間に比例して利息も4分の1の3000円となります。年利0.5%の1年物の定期では利息は5000円になるため、②が正解。満期までの期間にも注目しましょう。
クイズ2の答え
答えは③
預けた総額は同じなので、一見残高は同じに見えます。しかし多くの預金は年々利息が元金に加わり、利息が増していくため、長期間運用した花子の方が残高が多くなる。将来の預金残高は「年金終価係数」に毎年の積立金額をかければ計算できる。ネット上に計算してくれるサイトがあります。年利0.1%の場合、それぞれの預金残高は、花子は512万4483円、太郎は506万463円になります。
さて、
ここで なぜ?このようなクイズを出したのか、もう、みなさんお分かりですね。100年ライフに生活資金はかかせません。
クイズの答えを見ることで
お金を貯めるには、長期間積立をする方がメリットがあるということをお伝えしたかったのです。
人生100年時代に備えるには、自助努力が大変重要です。自分の頭で考え、行動することです。
それも、早い時期からコツコツと時間をかけて準備することです。
若い人は遠い未来と感じていると思いますが、自分たちは100年ライフの世代であることを認識すべきです。
「平成28年簡易生命表・・厚生労働省」の発表によれば、男性は90歳まで生存する割合はおよそ4人に1人〈25.6%〉、女性は2人に1人〈49.9%〉生存するという指標を示しておりました。ちなみに95歳以上は男性10人に1人〈9.1%〉、女性4人に1人〈25.2%〉です。(生命表上の特定年齢まで生存する者の割合から抜粋)
そうそう、
私、おひとり様になったら、ロボットと暮らすと公言していましたら、最近人気のようです。
コミュニケーション機能のあるロボットで高齢者を癒す「ロボットセラピー」が広がっているとのこと。
今は、まだ、高額ですが、そのうち低価格で商品化されそうですね。大変楽しみです。
では、
みなさん 最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また、来月スマイルばぁばのマネーレポートよろしくお願いいたします。