消毒作業もタイミングが命!

2015年3月17晴れ
作業メンバー:職員3名 
(広報室伊藤(政)・みかん山担当:大野・籠橋)
         
作業内容:消毒作業を行いました  
みかんの実や葉が病気にならないように消毒します。
病気にかかるとニキビみたく、ぶつぶつになってしまいます。
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消毒は葉の裏側も念入りに吹きかけて行きます。
スプリンクラーでは届かない所も、人の手だと抜かりないね~(^_-)-☆
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表にもまんべんなく掛けて行きます。
今回は、消毒作業のみで終了。
むやみやたらに消毒を掛けているわけではございません。
消毒のタイミングを誤ると美味しくないみかんになってしまうので
何気ない作業にも気を遣っているんですよ〜。

大三島で接ぎ木講習会!

4月3日(金)

みかん山担当2名、商品課農産担当1名、

たちばなファーム岩井さん、渥美さんの

計5名で、大三島へ行ってきました。

今回の訪問の目的は、大三島の中川有機農園の

接ぎ木名人に「接ぎ木」を教えてもらうためです。

【接ぎ木講習】

通常は穂木の形成層をたくさん出して割り込みをするのですが、

中川さんは、穂木をくさび状にり、形成層をあまり出さずに接ぎ木します。

穂木と台木の形成層を合わせる際、お互いの面が平らでないと成功しないので、

よく手入れした切れ味鋭いナイフであることが前提とのこと。

カットする時の角度や、太さに合わせたカットの仕方も

実演を交えて教えていただきました。

最後にずれないようにテープでしっかり固定。

年数の足った穂木を使うと、

早く接ぎ木が育つ反面、難易度が上がるようです。

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3年目には、切り口が巻き上がって

穂木が一本の木のようになるそうです。

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【剪定講習】

剪定についても指導していただきました。

中川さんのところでは、隔年収穫(収穫した翌年は木を休ませる)

が前提。作業効率、根から吸う養分の流れ、背丈、

隣の木との間隔等を考慮し6月までに剪定を行っています。

大きくなって、木と木の間隔が狭まり、枝葉が密集してきたら、

収穫しない年(裏作の年)に今後の成長を考慮し、

太い枝もためらいなく大胆カットします。

特に、内側に向かって伸びた枝を優先的にカット。

枝に陽が当たれば、枝の途中から新たな芽が芽吹き、

枝もしっかりとしたものになるとの事。

そして、芽吹いた新たな芽が

翌年の収穫に繋がります。

  

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  今回学んだ接ぎ木と剪定の技術を生かすためにも、

  浜松のみかん山でも早速実践していきます!!

みんなで植樹!未来に繋がるみかんの木!!

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アイチョイスグループ役職員、組合員理事、組合員、
関連協力企業(大進食品/前田さん、おとうふ工房いしかわ/竹内さん)の総勢53名で、
みかん山植樹祭を開催しました。
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少し前まで草木が生え、荒れ放題だった耕作放棄地。
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この広大な畑を整地して、みかんの木を植えて栽培していくことになりました。
今回の植樹祭は、この先50年みかんの木を育てていく、
という覚悟を固めるため、そして新たなスタートを記念して開催されました。
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生産者の渥美さんや岩井さんに指導していただきながら、
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生協の役員も
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生協職員やあいネット・サポート(生協の配送会社)の社員も
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組合員理事も
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メーカーの方々も
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組合員さんやお子さんも
みんな一緒になって、一本ずつみかんの木を植えていきました。
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植えた木の総数は約160本。
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自分で植えた木には、名前のプレートを結びつけました。
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今回植えた木が実をつけるまで最低でも5年かかります。
農業の現実・問題・将来を

アイチョイスで繋がるたくさんの人たちと一緒に考えながら、
このみかん畑からたくさんの笑顔が生まれるように、
そして、50年後まで収穫できるように、大切にみかんを育てていきます。