滋賀旭のお米の学習会をしました。

12月8日に日進市民会館で
近江こだわり米工房の木下さんと濱田さんをお招きしてお米の学習会を行いました。

当日は、お米が実った様子を私たちに見せてくれるために、
バケツで育てた稲を持参してくださいました。

子供達の中には稲を初めて見る子供もいて、興味深々です。

まずは、玄米を精米機で精米をしました。

あまりにも大きい音に子供達はびっくりしていました。

なかなか止まらないのをひたすら待つのはどうだったかな。

精米をしたら、お米を洗い、炊飯の準備です。

子供達は、お米を洗うのも初めての経験でした。

炊飯の準備が終わり、学習タイムになりました。

都市部の子供達は初めて見る広い田んぼに驚きながら、木下さんのお話を聞きました。

広い田んぼで機械を使用して田植えをしている光景を物珍しく見入っていました。

稲が育ち、夏の青々とした田んぼの様子、秋の黄色の実った稲穂・・・
そこで子供たちの頭の中で、画像の稲穂と、最初に見たバケツ稲が結びつきました!

また、木下さんは田植え前の田んぼを無人で耕すことを試みているとのこと。 
これには大人も驚きでした。

初めて見る風景やお話は、子供達は元より大人も勉強になりました。

稲穂から、もみのついたままのお米を採ります。

ペットボトルにお米を入れて棒でつついてもみをはずしてみたり
ゴムにこすり付けて玄米を取り出しました。

 

玄米ともみがらを分けるのは、
風でもみを飛ばしました。

玄米から白米になる工程についても子供達に教えることが出来ました。

ご飯も炊けて、みんなで昼食です。

精米した白米はもちろん、玄米との食べ比べも行いました。

子供達も初めての玄米を美味しくいただきました。

また、お米が出来るまでには、
大変な時間と労力がかかることを知ることができました。

 

みんなへのおやつとして
なんと木下さんが米粉のシフォンケーキを作ってきてくれました。

 

午後からは穂をとった稲で、しめ縄を作りました。

木下さん・濱田さんのご指導のもと、大人達が頑張りました。

出来あがったしめ縄を子供達が飾りました。

完成です。

  

子ども達に向けて、
ご飯を食べるためにはここまで手間暇がかかってることを教えてもらい、
とても貴重な体験が出来たことに感謝いたします。

大人も、技術の発展により今後の農業が変化することを知ることが出来ました。

多くの事が学べて、喜びと感謝の思いで終わりました。