◆開催日 : 2012年11月27日(火)
◆行 先 : 八角株式会社(東海市)
◆参加人数 : メンバー + 生協担当者 計6名
知多半島の付け根、新日鉄の工場の近くにある「八角」さんに行きました。
練り製品についての学習と工場見学です
学習会当日はとても寒い日でしたが
充実した学習でしっかり満足できた一日でした。
八角さんは東海市にあり名古屋からも近いです
当日はすりみの原料の会社の方にも来ていただき
しっかりとしたお話が聞けました
原料に使用するのは主にイトヨリなどの魚。インドネシアなどの工場ですり身にします。
それを輸入して 八角さんで私たちの手元に届く練り物を作っています。
現地の工場の衛生管理や、原料の扱い方などは
日本からの指示に従って行われ、納得のできるものであることがよくわかりました
商品案内にも「リン酸塩をくわえない」などの表示があり気になっていたのですが、
原料にリン酸塩を加えないものは保存が難しく、価格も高くなります。
リンの身体への影響を心配していましたが、
食品からの摂取を極端に避けるよりも、
むしろ普段の食事でカルシウムなどをバランスよくとることが大切
ということがわかりました
実は、練り製品以外に、エビ、イカ、タコなどにリン酸塩が使われている、という説明には一同・・・・・
工場内へは、帽子・マスク着用はもちろん、エアシャワーなどでしっかりきれいにしてから
自動的に大判揚げを作る機械には感動。
ちくわも自動で焼きます。
案外時間がかかるのにびっくり
原料のすりみは、揚げ物(さつま揚げなど)・蒸し物(かまぼこ)・焼き物(ちくわ)などに加工されますが
全部熱をかけるものなので、ずっと働いていると大変そうだなあ、と感じました
反対に出来上がった製品は冷やして管理するので、室内はとても涼しく、これまた大変
学校給食用のかまぼこは、「板」が木ではなく「樹脂」製でリサイクルします
給食用というと、もっと[安いもの]かと思っていたので、
いいものが食べられてうらやましいなあ、と思いました
ちょっとがっくりきたのが、これ
一番人気は生協ではとても扱えないような「赤棒」
残念ながら時期的に忙しく、体験はできませんでしたが
おみやげにさつま揚げ用のすりみと野菜をいただき
自宅に帰ってから、できたてのさつま揚げを味わいました
お忙しい中、丁寧な説明をいただき、ありがとうございました
これからは、ぜひ原料の違いを感じて、味わいたいですね。