2017年9月26日(火)、秋晴れの中、岡崎の「まるや八丁味噌」に行ってきました。🚞🚞🚞
かつてこの地方をおそった大きな被害の出た台風襲来の日でしたが、
この日は少し暑いくらいのよい天気でした。
八丁味噌は米麹や麦麹を使わず、原料は大豆と塩と水だけ、麹も豆麹です。
八丁味噌は江戸時代から2社のみで作られていて
あいち生協取り扱いは、今回おじゃました「まるや八丁味噌」のものです。
「まるや」の名前は、創業者の太田弥治右衛門の名前の「や」です。
最初に社長さんからお話をお聞きしました。
(江戸にも運ばれていたのでかつては「三州味噌」とも呼ばれていました)
DVDで普段見られない石積みの様子や職人さんのお話を見ました
6トンの味噌がひとつの桶に漬け込まれています。
この状態で「二夏二冬」熟成させます。
あいち生協で取り扱っている八丁味噌は、これ
2年熟成したものから出荷されます。
日吉丸(秀吉の幼名)が石を落としたといわれる井戸がありました。
ちょっとばかり悪知恵の働く子どもだったようですね。
見学コースに沿って社長さんじきじきの説明です。
海外でもとても評価が高いそうです。
石積みは地震でも崩れないよう、まさに職人技の仕事です
古い蔵の中の見学です
実際にはしごにのぼって上から見てみました。とてもひんやりしています
「だし」をいれずに八丁味噌だけのお味噌汁の試食。思わず「美味しい」
通常バスで来られた団体さんしかできない「味噌すくい」をしました。
最後に全員で記念撮影
ずっとお付き合いくださった社長さんはじめみなさん、お世話になりました 💞
八丁味噌は小麦も米も使っていないので、小麦や米のアレルギーがあっても
安心して使うことができる味噌です。
また色が濃いので、塩分が多そう、と思われがちですが、
実は塩分は少なく、独特のうまみがあります。
味噌は煮立てたらだめ、といいますが、八丁味噌はぐつぐつ煮てもOK。
味噌煮などに向いているんですね。
味噌と言ってもいろいろな種類があり、
伝統的な製法をしっかり守っている味噌蔵が地元にあることがわかり
とてもうれしく思いました 😍
みなさんはこのあとも社長さんとお話がはずんで、満足していただけたようです 😊
愛知といえば、豆味噌というくらい有名ですね。この地域の食文化ということは知っていましたが、このブログを読んでより深い知識を得られました。自分の住んでいる地域の食文化を大切にしていきたいですね(^_^)
コメントありがとうございます。
豆味噌といってもよくある「赤だし」とか「赤味噌」は米麹を使ったり、豆味噌と米味噌を混ぜたりなど、いろいろな種類があるようですが、八丁味噌は本当に大豆と塩と水だけ(麹も大豆麹)。なので小麦のアレルギーの人でも安心して使える味噌なのです。
味噌にもいろいろな作り方があるのですね。寝かすことは同じですが・・・自分が作った味噌は郡上の民宿の女将に教わった作り方で、低温の野菜室で1年保管し毎日毎日天地返をしてこねて行く作り方をしました。大変手間!ただ、旨さは抜群!手間暇をかける事でうまさは倍増するのですね。食べ物全てに通じる事ですね。
コメントありがとうございます。
八丁味噌は二夏二冬、全く手を加えずひたすらおいしい味噌ができるのを待つという気の長い作り方です。ひんやりした蔵の中で熟成されていく味噌を見ていると、不思議な気分になります。
いろいろな味噌を楽しみたいです。