◆開催日 : 2016年12月16日(金)![]()
◆行き先 : 名古屋市中央卸売市場本場・食品衛生検査所(熱田区日比野)
メンバーで市場の見学と検査所の見学体験に行ってきました。![]()
本場は地下鉄日比野駅から徒歩8分くらい ![]()
広大な敷地に、魚
塩干
青果の卸売市場があります。
まずは卸売市場の見学から![]()
車がひっきりなしに走っていて事故も多いそうです ![]()
みなさん忙しいけど安全第一 ![]()
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ここで取引された食品は、広く愛知県内だけでなく
岐阜・三重・滋賀あたりまで流通します。

取り扱っている量・種類はとても多く、広大な市場は
全部まわりきれないくらいで、朝の暗いうちから活気にあふれています![]()
といっても、最近では「せり」をするものはわずかだそうで
「相対(あいたい)」という直接の取引がほとんどというのはびっくりでした
(図の「マスカット」は今はやってないそうです)


静岡県産のメロン。おいしそう・・・![]()
等級についても教えてもらいました。
スーパーなどで箱で売っているものがあったら参考にしてみてください。
「秀(しゅう)」が一番上で、赤字の方が青字より上になります ![]()

左は「あか秀(しゅう)」のヘイワード(キウイ)、右は「あお秀(しゅう)」のみかんです

みかんでもいろいろな等級があるのがわかります ![]()

規格外のはなぜ取り扱われないのかというと、
箱にびっしり詰めて「パレット」という板の上にのせて運ぶため
パレットの都合で規格に合わないと作業効率が悪くなるからとのことです ![]()

市場の中で個袋に分けている業者さんもありました![]()

農薬なども気になります。
トレーサビリティコードがついているものがあります。
これはかぼちゃです。

食文化の違いで、たくさん食べられるものは基準が厳くなるなど、国毎で違いがあるそうです。

残留農薬の基準はすごく小さい単位ですが、とても大切な検査です

どうやって検査しているのか次は検査所の見学です ![]()
これは大腸菌などの培養検査
何段階も検査するので1週間くらいかかることもあるそうです![]()



食品によって検査の内容も違います

これは残留放射能の検査の機械です。
それ以外にも様々な検査機器がありましたが、
卸売市場のものだけでなく、保健所から持ち込まれたものの検査もしているそうです

いよいよ体験です。
今回は「見える!感じる!DNA」を選びました ![]()
DNAを取り出し、遺伝子組換え食品について学びます

食材はブロッコリーとバナナです
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DNAって簡単に取り出せるのでしょうか??

いろいろ混ぜたりして、待っている間に遺伝子組換えについて学習 ![]()
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遺伝子組換えをしていないものは「表示義務なし」なのですが
あいち生協では組換え表示をアレルギー表示の次に絵で書いてあります![]()
(緑は不使用、青が主原料不使用、赤は不分別)
これは商品カタログに掲載されている、あいち生協の独自の表示です。

いよいよDNAが分離されて目に見えるようになりました。
左のベージュの方がバナナ、右の緑のがブロッコリーで
真ん中あたりのもやもやとした糸のようなものがDNA![]()

今回は市場の野菜や果物の流通についてお話を聞き ![]()
検査所の方々が日々安全の確認をしていらっしゃるのを見て、
また自分たちで体験もできました。
他にもいろいろな体験や学習内容があるので、
機会があればぜひ他のお話も聞きたいと思いました ![]()
20名まで個人的にも申し込めます。
見学は人気があることに加え、検査所も忙しいようで、なかなか予約が取れません。
もし、予約が取れて、参加してみると勉強になることが多いですよ ![]()