2019年9月13日に日比野駅近くの名古屋市中央卸売市場の中にある、
名古屋市食品衛生検査所へ、メンバー3人と参加者11人で行ってきました。
この市場内を流通する食品の監視や検査を行い、
違反食品や不良食品が市場に入らないように、
出ていかない様に努めているのが検査所の役割だそうです。
また、検査所を見学したり、色々な体験講座で学習ができるので、
今年もこの企画をしました!
今回の体験講座のテーマは「みんなで考えよう!食と放射性物質」。
放射性物質と聞くとなんだか怖い〜とかよくわからない〜と思う方も多いはず
まずは、放射線の学習をしました。
・放射線は時間とともに減っていく
・放射線の単位には、人体への影響の大きさを表すシーベルトと
放射線を出す能力を持つ放射性物質の量を表すベクトルの2つある
・性別・年齢によって食品から受ける放射線量が
年間1ミリシーベルト以下になるように基準値が決められている
例えば、放射性セシウムの基準値は、飲料水は他に代替品がないので10Bq/kg、
一般食品は100Bq/kg、子供は少ない方が良いということで
乳児食品は50Bq/kgと決められているそうです
学習の次はお待ちかねの体験です
今回自分たちで検査に使うのは簡易型のもので、
実際に食材がどんな数値になるかを目の前で確認します。
この機械の名は、サーベーメータ1台50万するとか形はシンプルだけど、
すごく精密な機械です。
これがしゃへい容器!放射線が漏れない様にするため鉛でできています。
この容器に測定したい食品を入れサーべメーターを入れて放射能を測定します。
担当の方が放射線の気になる東北地方のもの、ということで、
今回は青森県産の長芋を調べました。
検査結果は・・・・もちろん食べて問題なし!でした。
測定値を基に計算をして、ベクレルに換算する作業もあって、
数字に弱い私にはちょっと大変でした
また今回は特別に、実際に使っている検査機械も見せてもらう事が出来ました
さすがちこり
調べたいものを入れると全自動で機械が動きます。
立派な機械です!早く沢山測定出来るって素晴らしいです。
学習して感じたことは、むやみに放射能などの言葉を聞いて怖がったり、
意味もなく東北地方のものを避けるのではなく、
しっかり検査してあり安全なものは気にしなくてもいい、ということです。
アイチョイスで扱っている商品は市場を通していませんが、
放射能の検査はしています。連絡版に掲載されていますよ。
アイチョイスの基準を大切にしたいですね!