土の中の置き土産?から芽が出た落花生、いよいよ収穫の時を迎えました☆
どのくらい実がなっているのか、そもそも実ができているのか・・・。
このように、葉の色が黄色っぽくなってきたら収穫時。
わくわくしながら、掘り出してみます。
以前のブログで報告しましたが、
落花生は花が終わると「子房柄」というものがのびて土にもぐりこみ、実が育ちます。
ひとつの花からひとつの実がなるのです。
じゃがいもみたいに、ずるずる~っとたくさん出てくるイメージだったので、
写真の状態にちょっとびっくり
すべて掘り出した状態がこちら
一株で50個ほどの実が付きました
ところで、写真の落花生の下の「もじゃもじゃ」したもの。なんだかわかりますか?
これは落花生の「根」です。
よくみると、ちいさなちいさなツブツブしたものがいっぱいついています。
これは「根粒」といって、マメ科特有のもので、病気ではないそうです
沖縄名産の「海ぶどう」のようなカンジです
根粒について・・・興味のある方は読んでみてくださいね
根粒の中には、「根粒菌」という細菌がいて、
空気中の窒素を、肥料として吸収可能なアンモニアに変換して植物に供給します。
これを「窒素固定」といいます。
この働きによって、マメ科の植物は、肥料を与えなくても健康に育つといわれています。
休耕田・畑でマメ科のレンゲやクローバーを育てるのは、
窒素固定の働きを利用して、農地を肥やすためなのです。
さて、落花生というと、炒ったものを口にすることがほとんどですが、
とれたては「ゆでて食べるのがイチバン!」なんだそうです。
早速、帰ってからゆでてみました・・・。
たっぷりのお湯に塩を入れ、30分ほどゆでたら、15分ほどそのまま蒸らします。
早速試食 殻をむいてみると…。
薄皮は少し紫がかっています。
そして、お味はというと、・・・いもというか、クリというか、ほくっとした印象。
噛むと、ピーナッツの香ばしい香りが口いっぱいひろがりました。
とりたてでないと、なかなか味わえない味なんだとか。
ご褒美と思ってありがたくいただきました