「畑からお口まで」をいろいろ感じて学んでいこう、と
考えている私たち。今回はメンバー学習会として、
みかんの生産者さんの「たちばなファームの岩井さんと渥美さん」
を訪ねて、素材を生かした春の昼食を一緒に準備し、
お話を伺ってきました。
岩井さん と 渥美さん
春は柑橘類の季節。 いろんな柑橘類・・・何かわかるかな?
3月1日 日曜日、お天気はあいにくの雨でしたが、
メンバー4家族と生協職員2名で浜松に向かいました。
到着したら早速、岩井さんのメニューに沿って昼食作り。
いつものみかんの皮を刻んで、水につけて3回茹でこぼし・・・
最後に乾煎りして・・・ 搗き立てのおもちに少しの砂糖と一緒に混ぜると
「みかんもち」の完成!! 爽やかな香りが心地よく、
餅つき機が欲しくなってしまいました
乾煎りするときに砂糖をまぶしたら、「みかんピール」になるそうです!
ケーキやクッキー作りに使えそうですね。
これも農薬を減らして自信を持って栽培されている
みかんだからこそできる技。
岩井さん特製の切干大根を、なんと天ぷらに!
卵と小麦粉を混ぜた所に切干大根を入れて・・・
男子陣が天ぷらに挑戦。
風味たっぷりの「切干大根の天ぷら」
「菜花のからし酢味噌和え」
《岩井さんの甘味噌レシピ》
酒 90~100cc
砂糖 500~800g
みそ 1Kg
全ての材料を鍋に入れて、砂糖が溶けてよく混ざるまで火にかける。
冷めたら容器に入れて冷蔵庫で保存する。
今回はこれにからしと酢を混ぜて、からし酢味噌にしました。
「味噌カツや胡麻和えなど、いろんな料理にアレンジして使えるよ」
岩井さんのご指導の下、みんなで準備できました。
写真左奥にある「ちらしずし」には、岩井さん特製の
「干しシイタケの甘煮」「菜花」ものせました。
なんと、渥美さんが山で木を切るところから栽培し、作られて
いるという「干しシイタケ」、山で栽培されている「みかん」、
畑で育てられた大根をつかった「大根のぬかづけ」他お漬物3種、
「大根の煮物」、畑で育てられた「菜花」・・・どれも農薬を減らし
手をかけて育てられたからこそ、
「無駄をださないためにどうしたらいいか」をいつも考えて
様々な料理に使われているということでした。
食べ物を育てる立場で「食べること」を考えて調理に生かされている
岩井さん、渥美さんのお話を伺い、私たちが日々の食卓でできることに
気づくことができた1日でした。
≪おまけ≫
初めに紹介した写真の柑橘類の名前は・・・
不知火(デコポン) はるみ きんかん
黄金柑 グレープフルーツ はるみ 不知火(デコポン)
グレープフルーツと金柑(きんかん)はよくご存と思いますが、
後の3種類を言葉で表してみると・・・
甘くて味の濃い「不知火」
酸味をほとんど感じない甘~い「はるみ」
小さいけど、とにかく香りがすばらしい!「黄金柑(おうごんかん)」
(渥美さん一押し!)
といった感じでしょうか。