10月29日「農人」さん、漬物講習会ご報告

あいち生協では、商品案内でさまざまなこだわりのお漬物を購入することができますね。
市販のお漬物は添加物たくさん、なのでとても助かります。
このほど"くいしんぼ"では、そのこだわりのお漬物の会社のひとつ、
「農人」さんを講師に迎え、「漬物講習会」を開催いたしましたるんるん


「農人」さんでは、べったら漬け、ゆずべったら、千枚漬け、梅干、みんさんのナムル、などを販売されています。
いずれも素材、味にこだわった商品ばかり手(グー)
中でもあいち生協での一番人気グッド(上向き矢印)は、「べったら漬け」とのことでした。
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そういえば、うちでも夕方べったら漬けを切って食卓においておいたところ、
見ていない間に当時4歳の息子がほとんど全て食べてしまっていたことも…あせあせ(飛び散る汗)
べったら漬けといえば、私も以前市販のものを食べたときには、その甘さが少し苦手だったのですが、
この「農人」さんのべったら漬けは違いますexclamation
優しい甘さと大根のパリパリ感がなんとも言えない美味しさ黒ハート
息子が気に入るのも頷けます。
そんな素敵なお漬物のこだわりのお話が聞けるとあって、この企画は楽しみにしていましたハートたち(複数ハート)
「農人」さんは、名古屋に拠点があり、べったら漬けや梅干などは和歌山県で、
キムチやナムルなど韓国系食品は千葉で作っているものを仕入れていらっしゃる会社です。
今回は名古屋の前田さん
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はるばる和歌山からexclamation梅干づくりの森さん
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同じく和歌山から車(セダン)べったら漬けや千枚漬けの小森さん
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と、3名もの講師が来てくださいましたexclamation×2
ありがとうございますexclamation
まずは自己紹介をしていただいた後、お漬物のこだわりのお話を伺います。
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まず大根のこだわりについて。
べったら漬けの大根は時期によって鹿児島の大隅半島、または青森県上北郡から仕入れ、
収穫後、最速ダッシュ(走り出すさま)で翌日午前に入荷、新鮮なうちに漬け込んでいるそうです。
品種も、軟らかく、みずみずしく、甘いものハートたち(複数ハート)を研究・選定し使用しているとのこと。
しかし大根へのこだわりはそれにとどまらず、
現在は市場にほぼ出ない「紀州大根」の栽培に着手されているそうです。
この紀州大根は、昔栽培されていたもので、有機肥料でないとうまく育たない、育成の難しいものだとか…。
葉が長く、密な肉質で美味しく、食べやすく、さくさくした食感、もちろん美味exclamation
ということで、昔はたくあんによく使われたようです。
試験農場で5年間紀州大根の栽培にとりくみ、ようやく安定したものが採れるようになって来たところとのこと。
今の大根はどうしても辛味が強いため、辛味を抜くこと自体も製造過程で工夫されているのですが、
そもそもの原料の面からもお漬物の改善に日々努力されていることが伝わってきますサーチ(調べる)
いつか、その努力の結晶ぴかぴか(新しい)、「紀州大根」のお漬物を食べる日がくるかな?楽しみですねexclamation×2
次に梅のこだわりのお話を伺います。
梅の品種はもちろん南高梅ですね。
ここからは試食しながらレストランお話を伺います。
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梅の栽培はミツバチで受粉させるという、自然リゾートの力をつかった形で行われています。
ミツバチは気温10度くらいで活動するそうなのですが、自然に栽培しているからこそ、
栽培が気象条件晴れに左右されやすく、難しいものだといえます。
そして、一般の梅干は早採りした梅を使用することが一般的ですが、
こちらの会社ではあえて熟した梅を原料にしているそうです。
だからこそ製造過程での扱いも難しさがある中、
より美味しく柔らかい梅干を、とこだわり手(グー)の姿勢が察せられます。
試食しながらのお話…ここで皆「ご飯がたべた~い」グッド(上向き矢印)と耐えられなくなり、
ご飯もよそって梅干やお漬物を付け合せながら試食しましたわーい(嬉しい顔)
そして、梅干、お漬物をたくさん試食しながら、「べったら漬けができるまで」のお話を伺いました。
あの「べったら漬け」のパリッパリるんるん歯ごたえの秘訣ひらめきは「重石で水分を充分絞ること」だそうです。
大根1本1本を手作業で皮むき加工後、最初の塩漬け工程で水分をしっかり抜くことで歯ごたえを出し、また辛味やアクを抜きます。
その後糖漬けしてからも毎日30kgの樽の天地を入れ替えるなど、手をかけます。
ぎゅっとしまった大根は、最初の半分以下に減量バッド(下向き矢印)するそうです。
ここまでこだわり、手間ひまかけた「べったら漬け」、なんだか無性に食べたくなってきませんか~exclamation&question
毎年夏に「梅漬け講習会」を行っている"くいしんぼ"としては、
梅漬けについてのコツなどもお聞きすることができ、大変有意義でした。
しかし、添加物無しでは通常難しいといわれる「減塩梅干」については、その無添加での製作の秘訣は「企業秘密」人影
で、残念ながらそこまでは詳しく教えていただくことはできませんでした~わーい(嬉しい顔) 。
また、試食では、べったら漬けや千枚漬けなどの農人さんのお漬物に、
梅肉、ゆず、青じそ、などを刻んだものを付け合せて一緒に食べるとと「あら不思議exclamationまた違った美味しさがexclamation×2
と思わずうなる(かもしれない)、ちょっと一工夫の食べ方も教わり、試食しましたグッド(上向き矢印)
私はさっぱりとした青じそが気に入りました~。
そのまま食べても美味しいお漬物ですが、時にはこういった楽しみ方もされてみてはいかがでしょうかexclamation&question
こだわりのお話の後は、「簡単ゆず大根」の試作です。
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白く、見るからに美味しそうぴかぴか(新しい)な大根の皮をむき、皆で楽しくお漬物づくり。
家庭でも簡単にできる美味しいお漬物の作り方を教わりました。
本当にお家にある材料で手軽にできるんですよ~。
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このとき作ったお漬物は、翌日くらいが食べごろとのこと。お持ち帰りのお楽しみです黒ハート
レシピはまた別途投稿しますねexclamation
一段落ついたところで、ちょうどお昼時。
商品について和やかにお話しながら、農人さんのみんさんのナムル(ウマ手(グー))を丼にしていただき、お開きとなりましたレストラン
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あいち生協では、生産者交流会なども随時行われているようですが、
ここまでひとつの会社のこだわりを時間をかけ、実践も交えながらお聞きする機会はなかなかないものです。
中でも、今回の「農人さん」とお話する機会は、今までのあいち生協の企画の中でも、多分あまりなかったと思います。
メーカーさんがどんなにこだわっていても、それがなかなか組合員側に見えないのはとーーっても残念もうやだ〜(悲しい顔)です。
そういった意味で、今回は大変濃い、有意義な贅沢有料企画になりました。
そして私は俄然、「農人」さん商品ファンになりましたハートたち(複数ハート)
農人の皆さん、遠いところまで御足労いただき、丁寧な講習の機会を設けてくださり、本当にありがとうございましたexclamation×2

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