そう、きのこの生育状況に合わせて何度もお部屋を移動するんです。
なにせこの数ですから、大変な作業です…
原基(菌糸塊)が形成されたら、またまた別の室温15~16度の生育室へ移動します。
このお部屋で3~5日ですごすと、小さなきのこの芽が出てきます。
そのまま1週間前後置くと、きの子がどんどん成長し、色もついてきます。
そう、きのこの生育状況に合わせて何度もお部屋を移動するんです。
なにせこの数ですから、大変な作業です…
原基(菌糸塊)が形成されたら、またまた別の室温15~16度の生育室へ移動します。
このお部屋で3~5日ですごすと、小さなきのこの芽が出てきます。
そのまま1週間前後置くと、きの子がどんどん成長し、色もついてきます。
寒くなって来ましたね~。
愛知、名古屋のソウルフードといえば、なんといっても"味噌"ですよね。
この時期、お味噌汁、味噌田楽、味噌おでん、味噌煮込みなど…、心身ともに温まるお料理に大活躍です。
アイチョイスでも、いろんなお味噌を扱っていて、どれもそれぞれに美味しい~のですが、
今回"くいしんぼ"では、豊田にあるこだわりのお味噌屋さん、「野田味噌」さんの見学に行ってきました
野田味噌さんの商品は皆さん御存知ですか?
下の写真にもある、「粒豆みそ」や、「四季の味噌たれ」を商品案内でよく見かけますね。
私は「粒豆みそ」のファンです
野田味噌さんの会社にお邪魔して、野田味噌さんより、まずは味噌についての基礎知識をとても詳しくご説明いただきました。
地方によっての味噌の違い、使われている麹の種類などを学びました。
麹にも米麹、麦麹などがありますが、やはりここ愛知県では、八丁味噌でみなさんよく御存知の大豆麹をつかったお味噌がメインですね。
野田味噌さんでは、多くの市販の味噌で行われている速醸ではなく、
じっくりうまみを引き出す「天然醸造」にこだわっておられます。
その分、時間も手間もかかりますが、調味料を添加してごまかす必要の無い、コク・香り・うまみの深いお味噌ができるそうです。
原料の大豆は、国産・中国産のみを使用しているそうです。
中国産というと、抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、そこはきちんと厳選したものを使用されています。
また、季節によっては、国産大豆よりも中国産のほうが状態が良いこともあるため、とのことでした。
もちろん遺伝子組み換え大豆は使っていません。
次に工場内の見学です。
大豆を選別・洗浄する装置や、蒸す、巨大な蒸し器を見学しました。
味噌玉に種麹を根付かせた黄色いボール状のものも見せていただきましたが…、この麹の付け方に野田さん独特のコツがあるそうで、
企業秘密なので、残念ながら写真はお見せできません…フフフ…。
皆で少しずつ食べてみましたが、ほんのり甘くて、お豆の味が美味しかったです。
塩・水とともに味噌玉を木桶に仕込むのですが、味噌蔵は凍えるような寒さ。
その中にずっと昔から使われている貴重な木桶がずらりと並んでいる様子はとっても壮観でした。
木桶は全部で400本ほどもあるそうです
なかなか見られない光景。
だけど木の感じがなんだか懐かしく、寒いのもあまり気にならず、むしろ心が落ち着くような気持ちがしました。
古い桶はとても貴重で、壊れたらもう修理も困難なので、大切に使っていらっしゃる、とのことでした。
味噌が熟成してくると「たまり」が出てきます。
巨大な木桶から、ほんのわずかしかとれない、かなりの貴重品です。
そんな貴重なものを、皆で少しずつ味見させていただきました
角が無く、コクのなかにも、どこか甘みや香ばしさを感じる美味しさでした
工場見学のあとは、工場長さんにお手伝いいただきながら味噌作り体験です。
味噌玉を皆で細かくし、少しずつ桶にいれ、塩と水を混ぜ、杵でエイエイとつきます。
なかなかの力仕事です。
皆で交代で行ったのですが、途中でくじけそうでした。
木桶の中で、中の空気を抜くようにギューギューと押してつめていきます。
だいぶ桶がいっぱいになってきました。
ようやく仕込み終わりました。
心なしかなんかもう美味しそうな気がします。きれいだな~
美味しいお味噌ができるのは1年後、とのこと。楽しみです
最後に皆で記念撮影。
仕込み終わった充実感がにじんでいるでしょうか。
外にずらりと並ぶ桶の前でも記念撮影。
とても楽しく、ためになり、充実した、そして美味しい学習会となりました。
野田味噌さん、ありがとうございました
寒くなって来ましたねー。
商品カタログでは、冬野菜のお漬物も出始めましたね
出来上がった商品も良いのですが、自分で作って楽しんでみるのもいいですよね
家庭で作るお漬物にも色々ありますが…、
「張り切ってはじめたけど管理が面倒でやめちゃった」
「せっかく材料を買ったけど、なんとなくやらなくなっちゃった」
「お手入れをサボっていたら材料が痛んでしまった」
などの声が多いお漬物……、それは…”ぬか漬け”
ほら皆さんにもお心当たりありませんか
私は…あります(複数回)。
くいしんぼでは、上記のような理由で敬遠されたり、難しいとおもわれがちな伝統食"ぬか漬け"を、
もっと気軽に生活の中に取り入れていただくために、「ぬか漬け講習会」を企画しました。
講師はお漬物や、「つけ太郎ぬか」などの商品でおなじみの会社、「道長」さん、です
今回は「つけ太郎ぬか」を使った漬物作りや、ぬかを漬物以外のお料理へ活用する方法を学びます。
社長さんご夫婦でいらしてくださいました
商品についているイラストでもおなじみのお二人です
まずは座学で、食品の安全性や道長さんのとりくみについて、社長さんからお話をしていただきました。
道長さんは安全・安心なお漬物を作るために、材料にとてもこだわっておられます
また、近年では遺伝子組み換え植物がこの地域にも広がってきていることをとても危惧しておられ、
その実情について皆さんにお話いただきました。
その後は「つけ太郎ぬか」を使って実習です。
女将さんを囲んで、熱心に学びます。
ブロッコリーや、さばなど、少し意外なものも漬けられるという説明に皆さんから「へぇ~~!」と声が上がります。
さばはアイチョイスでもおなじみの冷凍「淡塩さば」を使っておられました。
ぬかに漬けたさばを、いつもどおり焼くだけで、普段と一味違った焼き魚になります
これは簡単でいいですね
※ただし、お肉やお魚など生物をつけるのに使ったぬかは、調理後処分して下さいね~。
その他、ぬかにカビがはえてしまったときや、水が上がってきたときの管理方法など、
普段自分ではなかなか分からないコツをたくさん教えていただきました。
意外な使い道ですが、パン粉の変わりに「つけ太郎ぬか」をハンバーグの中に入れてもいいそうです!
今回はそれも作ってみましょう~
野菜を塩で揉んで、ぬかに入れる。以上!
とっても簡単です。
通常ぬか漬けをぬかから始めると、いい味になるまで少し手間と時間がかかりますが、
「つけ太郎ぬか」は、最初から味が決まっているので安心です。
ぬか床を手で毎日かき混ぜるのが面倒、というのもぬか漬けが長続きしない理由のひとつですが、
「つけ太郎ぬか」の場合、チャックつき袋に入っていて、密閉してそのまま冷蔵保存すれば、毎日混ぜなくてもOKです。
(私は急いでいるときはチャック袋の上からもにょもにょ、えいえい!と揉むだけで済ましちゃうことも…。)
参加者の方には、少量ですが野菜を漬け込んだぬかをお持ち帰りいただきます。
和やかに実習は進んで…。
できました
ハンバーグ、野菜のぬか漬け、それから女将さんにとっても美味しい浅漬けも提供していただきました
ハンバーグはぬかの風味がかすかにありましたが、ぬかが入っていると言われないと気づかないかも?
道長さんの商品もいくつか試食しましたが、こちら「つぶ塩がりんとう」&「地粉かれんとう」も大好評でした
うちの5歳の息子も大好きな商品です。
最後は皆で道長さんを囲んで楽しく試食。
参加者の皆さんからいろんな質問が飛んでいました。
ぬかは各種ビタミン、繊維、乳酸菌や酵母菌の摂取できる素晴らしい発酵食品です。
普段の食生活にぜひ取り入れていきたいものです。
「つけ太郎ぬか」には補充用ぬかもありますので、まずは気軽に、細く長く、ぬか漬けライフを楽しんでみてはいかがでしょうか
私もこれをきっかけに、「つけ太郎ぬか」に徐々にぬかを足しつつ、ゆっくり自分なりのぬか床、を作っていけるよう、また頑張ってみようと思います