2014年7月08日(火)
メンバー:組合員理事2名、職員2名
内容:みかん山、耕作放棄地の圃場視察を行いました。
何度も紹介していますが、5年で草木はここまで成長して
周りの山と区別がつかなくなります。
耕作放棄されて2~3年目には、カミキリムシや蝶が大量発生していまい、
近隣のみかん畑では、防虫作業を頑張っても、幹や葉に多大なダメージ
を与えたそうです。もちろんみかんの木は手を入れないとすぐ枯れてしま
うため、ここ耕作放棄地では跡形もありません。
岩井さん渥美さんとの話し合いでは、組合員の皆さんに、みかん山保全運動
を通じて、ミカンから農作物、日本の農業、最後には世界の食に、興味をもって
もらえれば、とスケールの大きい話もして頂いたようです。
みかん畑に限らず耕作放棄地は、生産者の高齢化、労働力不足
農業経営状況の悪化等、複合的な要因で年々増加しています。
生協として、日本全体の農業を変えることは出来ないと思いますが
お付き合いのある生産者・生産者グループの思いを伝えていけたら
と考えています。農産品のご利用を引き続きお願いいたします。
前回のブログで紹介したミカンの苗木です。少し虫の被害も出て
きました。消毒・防虫作業頑張ります。