2017年7月30日に東生涯学習センターで、カラーマジッククッキングを行いました。
当日、参加人数は、子供20人と食育メンバーでした。
始めに学習で、食材の色が変わる仕組みを聞きました。
カラー焼きそばとサラダちらし寿司を作ります。
カラー焼きそばの紫キャベツの中には、「アントシアニン」という色素があります。
この色素は、周りが酸性かアルカリ性かによって色が変わります。
焼きそば麺の中に入っている 「かんすい」 は、アルカリ性なので麺は緑色になります。
サラダちらし寿司の黒豆の中の 「アントシアニン」 は、酢は酸性なのでごはんはピンク色になります。
また、事前に用意した、ぶどうジュースで染めた紙に酢と重層で書いて色の変化をみました。
酢はピンクに変わり、重層は青に変わり、子供達は面白い変化を楽しんでいました 。
ここからは、料理実習です。
始めに、野菜の切り方や調理手順を説明します。
聞き終わったら、子供達はそれぞれのテーブルに戻り、料理を開始しました。
フライパンで、黒まめを炒りました。
黒まめを炊飯器に入れて、ごはんを炊きます。
次は野菜切りに、挑戦です 。
子供達はみんな上手に切っていました 。
すべての野菜が切り終わったので、次は焼きそば作りに進みます。
麺を入れたら、徐々に 「かんすい」 に反応して、麺が見る見る青色に変わりました 。
解っていても不思議ですね。
ご飯も炊き上がったので寿司飯を作ります。
あつあつの紫のご飯は、酢を入れると、ピンクに変わりました 。
いよいよ、盛り付けてす。
みんなで手分けしてキレイに盛り付けることが出来ました
完成です
自分で作った食事はやっぱり美味しく、みんな喜んで食べました
使った食器も子供達が片づけて、楽しい1日も終わりました 。
化学というと食べて大丈夫?と思いがちですが、成分自体化学反応起こしてもおかしくは無いですよね。調理で変わるということは、消化されるまでは口の中でも?と興味がわきますね。学術書がきっかけで興味を持つ人もいれば、調理でという人もいるかもしれません。面白く、良い企画ですね(^_^)