昨年も大好評を博した、「はちみつ学習会」
今年も藤井養蜂場の三浦さんを講師にお迎えして、
はちみつについてのお話と、
はちみつを使った料理を教えていただきました。
今回はアイプラザ豊橋(午前)と東生涯学習センター(午前・午後)にて開催しました。
講師は昨年に引き続き、藤井養蜂場の三浦さんです
まずはお勉強
・採蜜は開花に合わせて鹿児島から北海道まで移動して行うとのこと。毎年毎年、
日本縦断の旅をしていることになります。
・はちみつにも色々種類がありますが、一切の加工処理を行わない天然そのまま
のハチミツである『純粋はちみつ』と水あめや異性化糖(ブドウ糖を異性化酵素
によって部分的に加糖に変えたもの)などを人為的に加えた『加糖ハチミツ』に
大別されます。
・蜂蜜は強い殺菌力を持っているので、保存環境・状態さえ良ければず~と大丈夫
とも言えます。 そのため「急いで製品化して販売しなくては」というようなこと
も必要ありません。 ただし古くなると色味が濃くなってきたり、風味が落ちてく
るとのことです。逆に、風味とかを気にしなければ、どこかの色んな人がず~と昔
に採蜜して貯めていたものをごちゃ混ぜにしても商品として出せるということ…。
腐らないから大丈夫といわれても何だか恐ろしい
せっかくだったら安心できて、風味のいいはちみつを食べたい
そのためには、信頼できるメーカーのものを選んでいただくことが一番です。
・はちみつは「容器に詰めた時が製造年月日」とのこと。
同じ日に容器に詰めれば、採蜜自体は10年前でも昨日でも製造年月日は同じにな
ります。 出どころの確かなものが安心ですよね。
・1匹のミツバチが一生かかって集めることの出来るはちみつは、小さな茶さじ1杯
にもなりません。一瓶分でも、すごくたくさんのミツバチさんのおかげなのです。
・色々な花の蜜が混じったものは、百花蜜と呼ばれます。
・そば・マヌカはちみつなどは、薬蜜(健康のためにおくすりとして)という使われ方
が多いそうです。 特にマヌカはちみつは殺菌力と抗菌力が強く、胃と腸でピロリ菌
を除去することが期待できるくらいだそうです。 はちみつ頑張れ!!
ずらりと並んだはちみつ。
レンゲ、アカシア、など色の薄いものから、黒っぽいソバやマヌカまで色々種類
があります。 それぞれ花の種類によって色が違ってくるとのこと。
色々と教わってから、いよいよ調理開始。
はちみつの他に、人気の食菜酢を使った料理も教えてもらいました。
・はちみつ生キャラメル
・はちみつホットケーキ
・きなこバター・チョコバター
・小学いも
その他にも
・大根のはちみつショウガ漬
・鶏手羽のさわやか煮
・なすの煮びたし
・トマトとたまねぎのマリネ
・コーヒー牛乳
・きなこあめ などなど
その中でもとっても簡単なレシピをひとつだけ伝授させていただきます。
簡単に説明しますと、並べて⇒かけて⇒煮詰めるです。
★鶏手羽のさわやか煮(4人前)
材料:手羽(中でも先でもどちらでも、冷凍のままでも可)10本
食菜酢 100ml
レシピ:①フライパンに手羽を並べて食菜酢を注ぎます
②フタをして手羽に火が通るまで煮ます
③フタあけて、水分を飛ばしながら煮詰めます
④程よいコンガリ色になったら完成です
みんなで協力して、おいしそうな料理が出来上がりました!!
いっただっきま~す
食後には、はちみつをそれぞれ味見
こんな機会はなかなかありませんよね。
やっぱり、誰が、どこで、いつ集めたものかがわかるということが
何よりも安心につながります。
三浦さんのお話を聞いて改めてそう感じました。
大人気企画のため、非常に多くのご応募をいただいた為、
今回落選となってしまった方は、誠に申し訳ございませんでした。
よろこびの森カレッジでは今後も楽しく学べる企画を開催していきます。
皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております。