2014年5月21日()
豊田市桝塚の野田味噌商店にて…
組合員さん3名と生協パートさん3名・生協役職員5名で楽しく
学習・体験してきました
昭和3年に創業され、こだわりと信念を持って
愛され続ける桝塚味噌「野田味噌商店」さん…
説明&案内をしていただいたのは、
「一級みそ製造技能士」の中川さん
味噌の種類やこうじ菌など、いろいろお話していただきましたが、
その中で、みそパワーはスゴイ!を2つ紹介します
「misoでキレイ」
毎日、お味噌汁を飲む人は、乳がん発症率が半分になる!
美肌効果もあるそうですよ!
大豆イソフラボンのパワーはすごい
「みそと塩分の話」
同じ食塩量でも、みそからの摂取は30%の減塩効果がある。
何から塩分を摂るかが大事
ということでした。
次に、味噌蔵へ移動して、みそ作りを見学!
大正時代の小学校校舎を移築したという味噌蔵の教室で、
昔にかえって、「食育」のお勉強。
微生物の働きについて、「発酵と腐敗」の映像を見せて頂きました。
自然の力のすごさを、改めて感じました!
味噌蔵は、第二次大戦中の海軍飛行場の格納庫だった場所で、
歴史の重みがあり、オルゴール調の音楽が流れていて、明かりも暗く、
すごく落ち着く場所でした。
味噌蔵の中には、杉や桧の木桶が約400本あり、
その中でみそは大切に育てられているそうです。
建物やみそ樽にいる微生物の声が聞こえてきそうな感じでした
味噌樽を作る職人さんは、今はもういなくて、
プラスチック容器やステンレス容器に変わりつつあるそうです
野田味噌商店さんの一番新しいタルでも50年は経っているそうです。
未来を守るために、こだわり続ける野田味噌商店さんを
応援し続けたいと思います!
いよいよ味噌作りです!
最初に、4日間かけて作られた「みそ玉」を手でつぶしていきます。
その「みそ玉」に塩と水を入れます。
それを、均一に混ぜていきます。
これが…
かなり重くて、女性の力ではナカナカ混ぜれません
全身を使って、みんなで頑張りました!!
その成果が、こんな感じです。
上から棒でたたいて空気を抜いています。
あとは重石をして、じっくりみそが育つのを待ちます
一年半後にあえるのが、とても楽しみです
お味噌さん、おいしくな~れ
昼食のお弁当に、おいしいお味噌汁とおかずを用意していただけました。
お味噌汁におでん。
そして、塩こうじのトマト、豊橋名物?「うずらたま5くん」です。
どれもみんな美味しかったですよ!
野田社長の「味噌はつくらない。育てるもの」の精神が
たくさん活きていた「野田味噌商店」さんでした。
最後に、おいしいお味噌汁のコツを教えていただいたので、
紹介します。皆さん、作ってみて下さいね。
①分量を計ろう(一人前は180ccの水に18gのみそが適量)
②絶対に沸騰させない!(発酵食品は高熱に弱いです)
参加していただいた皆さん、色々と教えていただいた中川さん、
本当にありがとうございました。。。