「命を守る減災 ~いきる・まもる・つながる~」
3月20日(金)可美公園総合センターで開催した
防災講演会に、7名の組合員さんの参加がありました。
この日の講師は、災害ボランティアコーディネーターの鵜飼愛子さん。
東北の大震災では、ご自身も現地に入り、河川や校庭、家屋の床下などの清掃
に当たったそうです。
過去の震災から経た教訓やご自身が被災地の現場で見てきた
経験をもとに、震災が起きる前に準備できること、
震災直後、避難時の注意点、避難所で気を付けることなどを
詳しく教えていただきました。
後半は、被災した時に役立つ防災グッズの作り方を教えていただきました。
使用するのは、新聞紙と大きなビニール袋、はさみです。
新聞は道具を使わず、折っていくだけで簡易スリッパが作れます。
参加者の皆さんにも新聞スリッパ作りに挑戦していただきました。
これが完成したスリッパです。
こんな紙で大丈夫?と思われるかもしれませんが、
参加者からは「意外と温かいね」と好評でしたよ。
もう一つ、ビニール袋を使ったカッパの作り方もレックチャ―していただきました。
切り取る部分に線で印をつけて、
ハサミで切り取るだけです。
悪戦苦闘しながら、カッパが完成していきます。
ご覧のとおり。肩までカバーできるので、
しっかり雨をしのげそうです。
災害はいつ来るか分かりません。
耐震基準のチェックや、家具の固定、家族間での決め事を話し合う、
といったことは今から準備しておきましょう。