5月19日(木)、名古屋市東区にあるウィルあいちにて
「子どもに寄り添って ~愛されているという実感を~」を開催しました。
尾張旭市、瀬戸市、長久手市教育委員会で心のアドバイザーをされている西村則子先生を講師にお迎えして
子どもの心に寄り添うことについての講演をして頂きました。
西村則子先生
西村先生が今回の講演で一番伝えたいことは「何か悩みを抱えたときは誰かに話す」ということです。
こんなこと相談していいのかな?と考えずに話してみることで解決の糸口が見えてくるそうです。 相談をする相手としておすすめな人は「自分の子供より5才年上の子ども」を育てているお母さんとのこと。 「5才年上のお母さん」ではないのでご注意を(^_^;)
先にその年代の子どもを育てた経験から、参考となるアドバイスがもらえる可能性が高いそうです。 ちなみに同じ年代の子供を育てているお母さん同士では、みんなが同じ思いをしていることが多いため「うちもそうなのよ~」で終わってしまいがち・・・とのこと。
講演の様子
「寄り添う」生き方とは、無理やり引っ張り上げるのではなく一緒にやること。
毎日繰り返される生活の中で、いかに「寄り添う」ことができるかが重要になります。
家族で毎日あいさつしていますか?
食卓で一緒にご飯食べてますか?
子どもにはゲームを駄目と言っておいて、大人はゲームを楽しんでいませんか?
思い返すと、できていないことばかりのような気がします。
その他スマートフォンやゲームに関連する教育の問題や、兄弟・姉妹に対する家庭内での接し方などのお話をして頂きました。
質疑応答の様子
講演の中での西村先生の「子育ての時間は短い」という言葉が印象的でした。
子どもが進学や就職による独立などで家を離れるまでの時間はどのくらいだろう・・・と考えると、少し寂しくなります。
今回、西村先生のお話を聞いて、何気なく過ごしている毎日において「寄り添う」ことの大切さを再認識しました。
西村先生の書籍です
☆参加者の感想の紹介です☆
・甘え上手ではない子どもをいっぱい甘やかしたいと思いました。
・今を大切にして、子どもと向き合っていきたいと思いました。
・真ん中の子どもの子育てで悩んでいたのですごく参考になりました。