2016年10月19日(水)名古屋市南区にある日本ガイシフォーラムにて第5回よろこびの森カレッジ「TPP私たちへの影響は?」が開催されました。
神田浩史氏を講師に迎え、TPPについて現状がどうなっているか?これからがどうなって行きそうなのか?についてのお話を聞きました。
TPPは農作物だけではなく、医療や金融、サービス業など多岐に渡るため、生活へ大きな影響を及ぼすことが予想されます。
中でも神田氏が特に危惧されることとして挙げたのは「ISDS条項」です。
ISDS条項とは
自国のルールもしくは地域の自治体の条例より投資家の利益が優先されることです。
これは、ある国の投資家が日本で行われる事業に投資した→その地域の自治体が条例でこの事業を受け入れ拒否した→その結果、事業が頓挫してしまい、投資家は得られていたであろう利益が得られなくなった。
このような事例が起こった際に、投資家が受け入れを拒否した自治体を訴えることができるというものです。
外国の投資家の都合で自国の権利が奪われてしまうことが起こる。
神田氏の講演を聞いて、TPP協定にはこのような内容が含まれていることを学びました。
講演会の様子は歓びの木12月号に掲載されます。
12月3回商品案内と一緒にお届けになりますのでお楽しみに!!
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