生しぼり製法でおなじみの株式会社「マルツネ」さんを
お呼びして商品交流会を開催しました。
講師は次長の山田さんです。
「生しぼり製法」とは・・・
8~15時間浸漬した大豆を生の状態のままで豆乳とおからに分けて作るのが特徴で、
苦味と渋みが少なく、大豆本来の甘み・まろやかさが味わえます。
「とうふが主食になるように!!」という想いで日々製造されているとの
ことです。
その他には
◇国産大豆・にがりを使用、◇消泡剤は不使用、
もう一つマルツネさんの特長として
「衛生的な製法だから日持ちがする」ということが挙げられます。
これは極力人の手に触れない製造環境を整えることで
微生物汚染を避けているために実現できています。
そして製造する度の機械の洗浄は、作る時間の2倍ほどかけて行っているとのことで
その徹底ぶりに頭が下がります。
さて企画では、
まず実際に使用している豆乳の試飲からスタート
濃厚でおいしい 😛 !!
次はマルツネさんの製法と、
スーパー等の安い金額で売られているとうふの製法を再現。
「豆乳+にがり」 「豆乳+グルコノデルタラクトン+水+消泡剤」
消泡剤を投入!! 泡がなくなります。
豆乳を煮るときに発生する泡は大量生産の敵 👿 。
一般的にはシリコーンやグリセリン脂肪酸エステルを使用して
消すそうですが、マルツネさんではそのような余分な添加物は使用せず
「真空脱気」で消しています。
マルツネさんのこだわりを聞いている間にボイルして出来上がり。
食べ比べるとその差はあきらか。
市販風のものは味が薄いだけではなく酸味も少し感じました。
これも凝固剤の違いによるものだそうです。
マルツネさんの製法では一俵の大豆から、
約550丁のおとうふができます。
対して、薄い豆乳でも固めることができる
グルコノデルタラクトン等を使用すると
約900~1000丁ができるそうです。
水を入れて薄めれば薄めるほど大量にできる・・・。
確かに50円で販売できる訳です。
その後、みんなで昼食の準備開始。
今回のメニューは・・・
・おとうふ丼
(かば焼きのたれ40cc+お水200cc+お好みの野菜+木綿とうふをフライパン等でグツグツ→ごはんの上にドンッと盛り付け)
・冷奴(メカブ&とろろのトッピング)
・シルキー団子
(白玉粉200gと絹ごしとうふ1丁300gをコネコネ → 丸めて真ん中を少し押しつぶし → ボイル → 冷水にとる → 今回は小倉あんをトッピング)
・お味噌汁
参加者、山田さん、スタッフで
和気あいあいと昼食&交流しました。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
そしてお土産は
絹厚揚げと、ご家庭でもとうふつくりを体験できる
豆乳&にがりのセットです。
お子様と一緒に作ってみてくださいね 😀
参加者アンケートより
・マルツネさんのこだわりや生しぼり製法についてよく分かりました。
・お豆腐の食べ比べで、できたてのお豆腐が良かった。
・安価な豆腐の理由が、実際に実験して味見して、理解できたのがとても良かった。
・「豆腐を主食に」という考えに、とてもひかれました。頻繁に購入したいと思い
ます。安価なお豆腐は、買わない方がいいと思った。
・マルツネさんのお豆腐へのこだわりは、すごいな!と感じました。
とても楽しかったです。
・「安い」には訳があることを、周囲のお友達喋りまくろうと思います。
シルキー団子、いろんな冷奴メニュー活用します。