あいちのかおりをはじめ、三重県産コシヒカリなどを生産している(株)濃尾ファームの皆さんが、
圃場確認作業をすると聞きつけ、農産担当と確認作業を見せてもらいに行ってきました。
濃尾ファームは9軒の農家で構成され、愛知県津島市、半田市、弥富市、三重県長島町で
あいちのかおりなどを生産しています。
田植え前に毎年集まって作付けの方針を決める会議を行ったり、
作付け後もお互いの生育状況を確認するために、圃場の確認作業を行っています。
圃場確認には、肥料会社、農薬会社、県の農水関連職員らも同席して、
栽培暦に沿って栽培されているか、畔の除草はされているか、
葉の色はどうか、病害虫の被害はあるか、など細かくチェックします。
タモを振って、入った虫を確認。必要であれば今後の対応策などのアドバイスなども行います。
虫の名前や、その虫がどんな悪さをするのか、すぐに図鑑で調べます。
畔に生えている雑草も放っておけば稲の成長を妨げてしまいます。
これも図鑑で名前を調べ、駆逐する方法や資材などをアドバイスします。
こちらがあいちのかおりの現在の生育状況。
4月の長雨で田植え時期に多少遅れが見られたものの、
その後は好天続きでグングン成長。順調な生育状況だそうです。
ただし、この先もあまりに雨が少ないと、
高温障害が出て穂の実の入りが悪くなることが心配だとか。
このまま順調に収穫を迎えられるよう、心から祈るばかりです。
濃尾ファームの生産者の皆さんと、生産を支える方々。
毎年作付け会議や圃場確認をこのメンバーでしているとあって、息もぴったりでした。