あいち生協の活動グループメンバーを対象に
年に一度開催している「組合員活動グループメンバー学習会」
グループ間の交流や情報交換の場として、
また活動に対する意識をより高めていくために生協が主催しています。
今回は添加物について理解を深めていただこうと、赤たまごでお馴染み
愛農流通センターの江端さんに講演いただきました。
江端さんはあくまで中立の立場。
正しく判断できる消費者になってもらうことが目的でこうした講演を
たびたび開催しているそうです。
なので、添加物の優れた点も教えてくれます。
商品に貼られている原材料表示を紹介しながら
使われている添加物の使用目的、効果、
安価な製品を生み出せるカラクリ
などをわかりやすく解説していただきました。
江端さんが趣味で集めているという添加物のコレクション。
勉強していくうちに面白くなってどんどんアイテムが増えてしまったとか。
この添加物コレクションを使って、市販されているものと
同じような加工品を作っていただきました。
塩もみしたダイコンを黄色く着色して、クエン酸を加えた「たくあん」
水にガムシロップを加え、赤く着色し、イチゴ味に仕上げたイチゴジュース。
酸味付けにクエン酸も入ってます。
目の前で作られると抵抗がありますが、実際は普段同じようなものを口にしています。
においを嗅いだりはしても、誰も口にすることはないだろう。
と思っていたら・・・
生協スタッフのⅠさんが果敢にも試飲!
一気に飲み干してしまいました!
「市販のとは味が違う。まずい」と一言。
お次は発色剤のテスト。
同じ条件で加熱。右のお肉に発色剤を使用しています。
右のお肉だけほんのりピンクになっているのがわかりますか?
アイチョイスでは使用が禁止されているのでもちろん安心ですが、
市販のベーコン、ウインナーのほとんどに使われています。
でも発色剤(亜硝酸ナトリウム)って実はこんな入れ物に
入っているんですね。
「添加物を一概に怖がるのではなく、どう付き合っていくかが大事。
正しく知って、自分の意志で選んでいくことが大切です」と江端さん。
知れば知るほど、口に入れるもの、体に入ってくるものは
やっぱり自然なものを選びたい!!
一同身に染みて生協商品、生協の意義を再認識した学習会でした。