8月8日(金)、
津島市にある(株)シマヤで生産研究会
米分科会が開催されました。
この会合には、全7団体12生産者と
、生協役職員8名が参加しました。
参加生産者・業者(順不同)
・シマヤ(あいちのかおりなど) 加藤さん
・近江こだわり米工房(滋賀旭など) 濱田さん、木下さん、田淵さん、藤村さん、仁張さん
・はっぴー農産(ゆたかの米など) 黒野さん
・さくさく村(医王の舞など) 吉田さん
・コジマフーズ(発芽玄米など) 小島さん
・たちばなファーム(みかんなど) 岩井さん、渥美さん
・ミックジャパン(カットぶなしめじなど) 森本さん
生産研究会
お茶、米、果樹、蔬菜(野菜)
に細分化され、それぞれの農産物の生産者や
流通業者、生協が集まって、より美味しく農産物を
食べていただくための会議を行っています。
米分科会の会長、シマヤの加藤さん(中)の挨拶で会がスタート。
今回の会議の議題はズバリ
「精米」について。
精米方法の違いによって、栄養価や
食味にどのような違いがあるか、の学習です。
精米技術を学習する意図は、
これまでの価格と美味しさ、安全性はそのままに、
精米技術を高めて、栄養価の高い胚芽部分を上手く
残すことで、もっと組合員さんに満足してもらえるのではないか?
という仮説にもとづいています。
精米度合いの違いによって、栄養価がどのように違うかを学び、
実際に精米度合いの違うお米8種類を食べ比べました。
中でも注目すべきは、シマヤさんが編み出した、その名も「技あり精米」。
胚芽の栄養を残しつつも、胚芽の食感はほとんど気にならず。
それでいて風味もいい感じでした。
普段から美味しいお米を食べ慣れている生産者の方も納得の様子でした。
午後は、「あいちのかおり」などを販売するシマヤさんの工場見学。
精米の機械や無洗米に加工する機械、
大量のお米を貯蔵できる冷蔵庫などを見学しました。
こちらは無洗米に加工する機械。
こんな小さなタピオカ澱粉(写真左)が
糠などを吸着するとこんなに大きくなるんですね。(写真右の黄色い物質)
最後は、あいちのかおりの生産者を束ねる(農)白浜営農組合の代表
伊藤さんに工場と圃場を見せていただきました。
上の写真は7,000万円もする機械だとか!
移動してあいちのかおりを生産している圃場の見学。
稲の苗を育苗せず、田圃に種を直接播種する効率的な生産方法を
取り入れているとのことで、他の生産者も興味津々でした。
精米にもこだわった健康で美味しいお米が商品案内に
登場するのが楽しみですね!!