あいちのかおりなどのお米を販売する(株)シマヤの
加藤さんにお願いして、あいちのかおりが育つまでの
過程を見せていただくことにしました。
お話をうかがったのは、津島市一帯の米生産者を束ねている
白浜営農組合の代表理事で、濃尾ファームの社長、伊藤忠夫さん。
年々田んぼを手放し離農する方が増えて、管理面積がどんどん増えているそうです。
小さな田んぼが点在しているので、効率が上がらないのも悩みの種だとか。
伺ったのは4月中旬でしたが、今年は雨が多く、
肥料を入れる等田んぼの準備が遅れている、と天候にも悩まされている様子でした。
苗を育てる作業は、種籾の消毒から始まります。
60℃のお湯で1分間、籾の表面に付着した菌を殺菌。
消毒を終えた種籾は10日前後水に浸されます。
浸水を終えて少し発芽した種籾です。
育苗箱のパレットに土、種籾を入れて、
もう一度土をかぶせて、
パレットごと30℃のスチームサウナに入れて3昼夜。一気に芽が伸びます。
芽が伸びたら、ハウスや露地で苗を管理して、
田植えの時を待ちます。