第20回 遺伝子組換えナタネ抜き取り隊に職員4名が参加してきました。

「遺伝子組換え(GM)ナタネ抜き取り隊」はあいち生協も加盟している遺伝子組換え食品を考える中部の会が主催で行っています。

日本ではGM作物の栽培はしていないが、大量輸入し、製油や飼料の会社へ輸送中に遺伝子組換えナタネがこぼれ落ち、広がっています。遺伝子汚染の拡大を防ぐため、その駆除活動を行っています。

昨年春、三重県国道23号沿いではなんと6,200本もの自生ナタネを抜き取りました。これまでブロッコリーやカラシナ、雑草とのGM交雑も見つかっており、何もしないと私たちが普段食べる野菜にGM汚染が広がってしまうのです。

2017年4月2日(日)に三重県の白子駅を中心に国道23号線沿いに自生しているナタネを抜き取りました。

  
小さいナタネ


花が咲いていないナタネ


大きく育ったナタネ

60名で905本のナタネを抜き取りました。

〇遺伝子組換え(GM)簡易検査

「セイヨウナタネ819本のうち、125本」と「雑種86本のうち、22本」をラウンドアップ耐性・バスタ耐性の簡易検査をしました。

ラウンドアップ耐性(RR+)18.4%

バスタ耐性(LL+)44%

遺伝子組換え(GM)確率62.4%という結果でした。

雑種についても検査しましたが、遺伝子組換え(GM)ではありませんでした。

※ラウンドアップ・バスタとは除草剤の名称です。

〇河田氏の講演

今までの抜き取り活動の報告や遺伝子組換えについての学習会を開催しました。

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アイチョイス(カラー).JPG   

 

2 thoughts on “第20回 遺伝子組換えナタネ抜き取り隊に職員4名が参加してきました。

  1. ナタネ抜き取り隊の報告を読みました。
    まったくの初心者のために、「遺伝子組み換え」の次に「GM]と表記するためには、初めに「遺伝子組み換え(GM)」と表記した方がいいと思います。
    また、「ラウンドアップ耐性」「バスタ耐性」が何を意味しているのかわからないと思うので、たまたまこのページを見た組合員さんがわかるような表現をしてほしいです。

  2. コメントありがとうございます。専門用語の説明が無く、申し訳ありませんでした。内容訂正させていただきました。今後、初めての方にもわかりやすい表現を心掛けます。

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