うなぎの放流会in焼津

 6/3(土)快晴東を見れば富士山がそびえ立つ、静岡県焼津市。焼津といえば魚市場というくらい全国的にも魚が有名な街です。今回はマグロではなく・・・うなぎの放流イベントに生協職員とあいネットサポート社員で参加をしてきました。このイベントはニホンウナギの資源保護を目的として、焼津市と近郊のうなぎ関係者が取り組んでいるものです。

放流の前に・・・うなぎの生態や深層水についての学習会からスタートです。

うなぎはマリアナ諸島あたりの海で産卵→孵化・成育したものがシラスウナギとなって日本の海へと帰ってきます。うなぎがこのようなサイクルを送る理由はいまだ解明できていないそうです。ちなみに駿河湾は最深部は2500mもある日本一深い湾です。日本一深い湾があるにも関わらず、そばの陸地には高さ3776mの富士山があるという世界的に珍しい高低差が激しい地形だそうです。そんな深い海で採取される深層水。光が届きにくいので、光合成が行われる表層の水と比べて栄養消費されておらず栄養分が豊富と言われています。料理にも活用できるそうですよ。


学習会の後、港へ徒歩で移動して放流イベントの始まりです。
光る海照り返す太陽参加者一同、かなりのハイテンションです。


まずは、子供向けのうなぎ手づかみ体験です。とても微笑ましい光景です。


いつの間にか大人も加わっています。

    
そして、うなぎを流し台から海へと放流していきます。旅立つうなぎたち・・・。


次は大人の体験の時間です。カゴに入ったうなぎを海へと放流していきます。

   
さすが体力自慢の配送担当者うなぎを軽々と海へ放っていきます 🙂 

 
商品課職員も放流しました 🙂 やさしく、やさしくね・・・。


うなぎ事業者の方も。

すべてのうなぎを放流し終え、無事イベントは終了です。

今回参加した子どもたちが大人になる頃、貴重な水産資源であるニホンウナギが変わらず身近な存在であってほしいと思いました。

 

One thought on “うなぎの放流会in焼津

  1. 配送スタッフの楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
    稚魚の漁獲量の減少に伴い、一昔と比べるとうなぎの値段が高額になりましたね。
    ニホンウナギの資源保護の大切さも頭の片隅において、美味しいうなぎを食べなくてはと思いました。

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