生産研究会総会が開催されました。

日本ガイシフォーラムにて、生産研究会総会が
46加盟団体中28社の参加で開催されました。
毎年2月に開催され、アイチョイスの農産品に携わる
「生産研究会」の一年間の取り組みの成果を振り返り、
全体で次年度の方向性を確認します。
前半は総会、後半は学習会という2部構成で会が進行していきました。
前半の総会は、生産研究会の会長
くまもと有機の会 田中さんの挨拶でスタート。
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「年々農産品の中身が重視される傾向にあると実感しています。
より高品質なものをお届けするために、各産地の努力による歩み寄りが大切ではないでしょうか。」
と力強く話されました。
その後、事業報告や事業計画、会計監査報告
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新役員の挨拶などが滞りなく執り行われ、無事に閉会しました。
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後半は学習会。遠く熊本から原田梱包機材の原田さんにお越しいただき、
「梱包革命」「小分け革命」の紹介と説明がありました。
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①梱包革命! 『鮮度保持袋べジフレッシュ』 
酸素を通す素材と通さない素材、裏面と表面で異なる素材を使って
酸素と二酸化炭素を適度に保ち、野菜の新鮮さを保つことができるとのことでした。
産地からの出荷、小分けの包材への活用が期待されます。
鮮度保持袋は、傷みやすい葉物など、必要に応じて使用していきます。
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▲ベジフレッシュの説明をする(株)ホリックスの井上さん 
②小分け革命! 『自動計量機』
〇〇gの野菜を袋に詰める際、何通りもの中から最適な組み合わせを見つけのは大変です。
一個ずつ量りに載せては戻し、また載せてを繰り返さなければなりません。
この手間を解消するために開発されたのが「自動計量機」。
予め重量を設定しておけば機械が瞬時に最適な組み合せを見つけてくれます。
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▲自動計量機の説明をする(株)OKプランニングの波多江社長。
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▲機械のデモンストレーション。にんじんを並べるとすぐに青いランプが点灯。
 このにんじんだけを取れば、指定重量になっています。
人件費削減、作業効率アップ、鮮度アップ、重量ロスの削減などなどいいことずくめ、ということで
半年間の試験運転を経てアイチョイスでも機械を購入し2月4日から稼働しています。
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▲「作業時間も短縮され、重量の誤差も減って助かっています」
 と話すアイチョイス物流課の福田
最後に、蔬菜、茶、米、果樹の各分科会長から
次年度の計画や目標など決意表明があり、散会となりました。
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◆蔬菜分科会 なかや農園・中家さん       ◆茶分科会 永井農園・永井さん
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◆米分科会 シマヤ・加藤さん        ◆果樹分科会 たちばなファーム・岩井さん

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