5月21日(土)社員・職員研修として
あいネットサポート43名(配送ドライバー)と生協職員2名の計45名で
味噌でおなじみの豊田市にある「野田味噌商店」さんに行ってきました。
野田味噌商店の中川さんに挨拶を頂き、学習会スタートになります。
まずは味噌についての学習です。
「わたしたちは味噌を作っているのではなく、味噌を育てているのです。」という中川さん。その言葉に象徴されるように、自然の温度変化の中で昔ながらの木桶で熟成(1年半以上)させじっくりと味噌を育て上げています。その過程では微生物が活躍をしており、人工的な加温・加工を施した味噌に比べて風味が良いのが特徴になっています。
こちらが大豆の粒。この粒が残っているのが粒豆味噌の大きな特徴。
お味噌汁を作る際にこの粒を漉すと、より一層香りの良いお味噌汁ができるとのことです。
こちらは微生物の働きについてのビデオ上映学習会の様子です。
微生物は人にとって有用な働きをすれば「発酵」に、悪い働きをすると「腐敗」につながるとのことです。
学習会終了後、実際の味噌作りの現場である工場と蔵に移動をします。
当日は天候に恵まれ、参加者の気持ちも晴れ晴れしている様子でした。
こちらは蔵の様子。歴史を感じる建物です。戦時下は軍用機の格納庫でした。
蔵の中ではオルゴールの音色が流れています。
やさしいオルゴールの音色が味噌を育てる手助けをしているとのことです。
こちらの部屋には鳳来町の廃校になった小学校で使用されていた机と椅子が設置してあります。
効率・スピードを求められる現代において忘れがちな、「手間や時間を掛ける」、「もったいない」など昔ながらの大事なことを子供たちに伝えたい。
そのような思いから、子どもたちが見学で訪れた際には、こちらの部屋で学習会をされています。
お昼ご飯の様子です。食べるのも学習です 🙂
野田味噌商店の皆さんにお味噌汁を準備して頂きました♪
お昼ご飯を食べたら、もう一度味噌蔵に戻り、味噌の仕込み体験のスタートです。
本日は味噌玉を潰し、塩と水を入れて混ぜ合わせる工程を体験します。
参加者2班に分かれて、スタートです。
潰した味噌玉に塩と水を入れ混ぜ合わせる様子です。
大変な力仕事ですが、さすがは配送担当者。楽しんでいます。
混ぜ合わせたものを木桶に移し、上から押して平らにしていきます。
参加者の心を込めた味噌への想いをメッセージにします。
1年半後に出来上がる味噌、すごく楽しみですね 🙂
2班それぞれの集合写真になります。
中川さんにも加わって頂き、集合写真です。(人数が多いので2班に分かれて再度撮影です)
本日の研修のまとめとして〇☓クイズを行っている様子。
最後に事前質問に対する回答を中川さんから頂き、終了となりました。
「野田味噌商店さんの『味噌に対するこだわり』に触れることが出来た有意義な研修でした。
五感で味噌について学ぶことが出来たと思います。
これからも自信をもって野田味噌商店さんの商品をおすすめしていきます。
中川さん、野田味噌商店の皆さん。研修企画にご協力頂き、ありがとうございました。」
社員・職員研修実行委員・参加者一同
☆☆参加者の声です☆☆
・初めての味噌作りで楽しかったです。
・お味噌に対する熱い思いが非常に伝わりました。いただいたお味噌汁もすごく美味しかったです。
・蔵の中で教えていただいた話はとても感慨深く、聞かせて頂いた内容を自分の子どもたちにも伝えてい こうと思います。
・歴史のある蔵や桶を見て触れることが出来て非常に良かったです。「味噌は作るものではなく育てる」こ の言葉の意味が理解できました。
・座学だけでなく、体験もすることが出来て良かったです。中川さんのお話丁寧でわかりやすかったです。