熊本地震被災地訪問報告②

熊本地震被災地訪問報告①の続きとなります。

熊本地震被災地訪問報告①はこちら→熊本地震被災地訪問報告①

今回は生産者訪問の様子です。

地震発生当時のお話を伺い、事務所や畑を見学させていただきました。地震発生から7ヶ月が経ちましたが、まだまだ建物の修繕が必要であったり、今後の地震に備えて事務所を移転しなくてはならなかったりと地震の影響はいまだ大きく残っています。地震発生以前に戻るには、この先も継続的な支援が必要とのことです。

   

~肥後れんこんの里(宇城市)~
生産者の作本さんのご自宅を見学させていただき、近隣の生産者の方々からお話を伺いました。地震発生当時はれんこんの芽が生える時期だったので、芽を目当てにした鴨が夜間にれんこん畑に現れて大変だったことなどを教えて頂きました。業者の人手不足で住宅の解体や改修が進んでいないことが問題になっていることも教えていただきました。生産者の中には自宅が倒壊したため、敷地内の作業用の倉庫を改築し住居代わりにされている方もいらっしゃいました。

~吉水農園(益城町)~
吉水農園はミックジャパンを通して、カラーミニトマトや有機人参を生協に出荷しています。
現在では復旧が進んでおり、現在では以前のような出荷体制をとれているとのことです。

~園川農園(益城町)~
園川農園はグリーンサムを通して無農薬人参、無農薬ごぼうなどを生協に出荷しています。
ここでは事務所の見学と近隣地域の被災状況を教えていただきました。この地域は活断層が近いことから被害が大きく、築5年の住宅が全壊した例もあったそうです。園川さんの事務所も損壊が激しく、事務所を移転されるそうです。建物の下で地割れが起こり、冷蔵庫が傾くなどの被害がありました。

~くまもと有機の会(御船町)~
事務所の見学をさせていただきました。被害は大きく、壊れた箇所は生産者で力を合わせて修繕したとのことです。地震発生からしばらくの間は避難所での生活が続いたので、野菜が食べられず苦労されたそうです。

 

生協から2016年10月に熊本有機の会・グリーンサム・ミックジャパン・肥後れんこんの里に対し、各100万円(+協力会より各10万円)を支援金としてお渡ししています。今後も、生産者支援のためにも買い支えにご協力ください。

なお、熊本地震の支援活動は長期化する見込みとなっております。生協では熊本地震支援募金を2017年4月末まで受付しております。ご協力をよろしくお願い致します。

◇OCR注文用紙での募金方法・・・230219(一口 1000円)、230201(一口 500円) の6ケタの注文番号を 注文書に記入ください。

◇ネット注文での募金方法・・・・230219(一口 1000円)、230201(一口 500円) の6ケタの注文番号を注文入力画面より入力してください。

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2 thoughts on “熊本地震被災地訪問報告②

  1. 熊本被災地報告を読みました。「熊本有機の会」は商品案内と同じ表記で平仮名の「くまもと有機の会」の方がよいのではないですか? あと、吉水農園と園川農園はどこを通して何を生協に出荷されているのか、何も説明がないのでいまいち親近感がわかないです。一般の組合員さんが関心を持ちやすいように書いてほしいです。

  2. コメントありがとうございます。内容訂正させていただきました。
    今後、気を付けて作成させていただきます。

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