熊本地震被災地訪問報告①

2016年11月25日(金)~11月27日(日)の日程で、熊本地震被災地に生協役職員3名で訪問をしてきました。

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11月25日(金)

熊本市中央区にある熊本市市民活動支援センターあいぽーと、RSY(レスキューストックヤード)拠点に訪問をして、被災地の現状についてお話を伺いました。

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10月末で避難所は解散となりましたが、自宅に戻れても地震に対する不安を抱えられている方が多いそうです。また、仮設住宅に入居されてもご近所のつながりがないため、話し相手がおらず引きこもりのような状態になってしまう方が多いとのことです。現在は日頃の声掛けやイベントへの参加呼びかけなどを頻繁に行い、孤立化を防ぐ取り組みを行っています。

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こちらはあいぽーと熊本事務所の壁のひび割れ。

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こちらは御船町の様子。この先は崖です。通行止めの道路も多く存在し、復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。

夕方からは仮設住宅にて開催された「だご汁」作りに参加させていただきました。

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仮設住宅で熊本の郷土料理である、「だご汁」作りのイベントが開催されました。だご汁作りを通じて地域のつながりや話し合いの場を提供できればという趣旨で開催をされました。

※だご汁・・・熊本の郷土料理。小麦粉で作った団子をたくさんの野菜と一緒に煮込んだ汁物です。

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すいとん投入の様子です。

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いざ集まってみると皆さん手際も良く、和気あいあいとした雰囲気での調理となりました。
集まって話しをしたいとう方が多くいるということは聞いていましたが、きっかけが大事なのだと再認識しました。

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みんなで作った「おにぎり」と「だご汁」です。

冬も目前であり、温かいだご汁は心も体も温めてくれました。このイベントがきっかけで、こちらの地域の皆さんのつながりが今後もより深まっていく事を祈っております。

歓びの木2月号で今回の訪問報告をさせていただきます。

そちらもぜひご覧になってください。

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2 thoughts on “熊本地震被災地訪問報告①

  1. 遠い熊本まで行っていただきありがとうございました。
    実はこの報告を待っていました。熊本の様子はテレビで見るくらいしかわからず、心配していました。
    生協でも募金はしても現地の様子の報告はなかったので。これからもまだまだ募金活動は続きます。
    生産者さんを応援したいので、産地の様子を教えてほしいです。生産者さんからの声があれば
    知りたいです。

  2. コメント入力ありがとうございます。
    今回はRSY拠点、仮設住宅、生産者さんを訪問させていただきました。
    近々ブログ「熊本地震被災地訪問報告②」にて、生産者さん訪問の様子を報告させていただきます。
    現地での様子ですが、まずはという部分の修繕は出来ていますが、家屋、事務所、資材など被害は大きく完全な復旧には時間が掛かりそうです。現地の生産者さんたちからは支援金や買い支えについて、とてもありがたかったですとの声をたくさん戴きました。
    これからも継続的な支援や買い支えが必要であると強く感じました。

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