プチパーティーに新メニュー登場!
職員・社員研修「ノンカップ麺」のトーエー食品へ行ってきました。
社員・職員研修企画
「ノンカップ麺」を楽しみながら学ぼう!
【研修日】平成27年2月7日(土)
【研修先】トーエー食品株式会社(岐阜県関市)
【参加者】(株)あいネット・サポートドライバー 30名
生協役職員 3名
計33名
訪問先は「ノンカップ麺」でお馴染みのトーエー食品。
普段扱う商品のこだわりを直接聞いて、製造の現場を肌で感じ、
組合員さんに広めていくことが研修の狙いです。
まずは副社長の道家さんの挨拶で学習会開始です。
ノンカップ麺の特徴と誕生秘話を教えて頂きました。
開発のきっかけは、工場見学に来た主婦の、
「カップ麺はゴミが出る。袋麺は火を使うので、子どもや
お年寄りには心配。カップに入っていないカップ麺があればいいのに」
という一言だったそうです。
現在に至るまでの紆余曲折を熱く語って頂きました。
スタッフの皆様に試食の準備をしていただき、色んな味のノンカップ麺を試食しました。
いただきま~す!!
調理の際の裏ワザも教えていただきましたヨ。
~その①レンジで時短~
お椀に麺、かやく、粉末スープを入れ、熱湯を注いだら、1分レンジ加熱。
時短&麺のつるみがUP!
~その②お鍋で時短~
熱湯を沸かした鍋に、麺、かやく、粉末スープを入れ、1分煮込みます。
時短&麺のコシとつるみがUP!
試食の後は工場見学です。
アクセサリーのチェックや手洗い、消毒を済ませ、
完全防備でラインを見せていただきました。
工場内は衛生管理や異物混入のチェックが徹底されている印象を受けました。
麺の主原料となる小麦と馬鈴薯澱粉は全て国産。
つなぎに「かんすい」や焼成カルシウムなど一切余計な
ものを入れず、素材の良さを生かしています。
粉類は塩水と混ぜ、捏ねられた後に延圧機で引き延ばされて、
細く長い麺にっていきます。
シンプルな材料でコシと弾力を生み出す苦労は計り知れません。
麺は蒸した後、パーム油で揚げられます。
この揚げの工程がお湯を注ぐだけの手軽さの秘密なんですね。
揚がった麺は冷風で冷やした後、
金属探知機を通って、スープとセットされ袋詰めされます。
もちろんスープは化学調味料不使用!
魚介やチキン、ポークなど自然の味を生かして、
「最後の一滴まで飲み干せる飽きのこない味」になっています。
最後に出荷待ちの商品を保管する倉庫も見せていただきました。
環境や健康に配慮しながら、美味しさと安全性、手軽さを
実現した「ノンカップ麺」。
誰にでも簡単に作れる、この素晴らしい商品を、生協スタッフも
自信を持っておすすめしていきたいと思います。
参加者の感想
・副社長のお話でスープの調合や麺の小麦粉選びに苦労されている事が分かりました。
・食品工場見学は初めてでしたが、衛生管理が想像以上にシビアで驚きました。
・工場へ入る前のチェックもしっかり行われており、良かったです。
・皆さんこだわりを持って仕事をしているのを感じました。
副社長の「利用されても評価されない」という言葉が印象的で、
私もこだわりを持って仕事していこうと思いました。
・今回の試食で初めて食べた「しおやさい味」がとても美味しかったです。
味やこだわりを知る事ができて、組合員さんにもオススメしたいと思います。
生産研究会総会が開催されました。
生産研究会が開催されました。
生協本部笠寺センター(名古屋市南区)にて
生産研究会が開催されました。
「もっと美味しいものを届けたい。もっと組合員さんに悦んでもらいたい」
全国から集まった生産者たちが集い、熱い議論を交わしました。
協議で決定、確認された内容をダイジェストで紹介いたします。
◆生産研究会とは・・・◆
アイチョイス農産品の品質向上を目的として、
農産品の生産や販売に携わる生産者や販売者、
アイチョイスの役職員が参加しています。
生産品目ごと、米、果樹、蔬菜、茶の分科会に細分化され、
それぞれ毎年産地見学などの学習や情報交換を行っています。
米分科会
今年度は、米の市場価格が下落。生協での売れ行きは大きく落ち込みました。
次年度は新規加入の組合員さんに購入いただけるよう、販売に力を入れていきます。
7月~8月に中越地震から10年を迎えたファーム田麦山(新潟県長岡市)
で、復興の現状確認と学習を予定しています。
果樹分科会
TPPに立ち向かい、どう生き残っていくかが課題。
大三島の中川有機農園さんが部会に新しく加盟してくださいました。
4月と9月に中川有機農園(愛媛県越智郡)
で接ぎ木の栽培技術や経営の学習会を開催予定です。
茶分科会
ペットボトル、ティーパックが主流になり茶葉の販売は苦戦しています。
まずは若い組合員さんに手軽な飲み方で美味しさを知ってもらえるよう、
季節に合わせた提案をしていきます。
11月中旬に山智農園(静岡県春野町)で現地視察を行います。
蔬菜分科会
生産技術を更に引き上げ、収穫後の鮮度保持に力を入れていきます。
硝酸値が低い野菜ほど糖度が高く栄養価も高いことが分かっています。
硝酸値の測定や現地視察を通じてレベルアップを図ります。
スカイプの導入により、現場間の早い対応に努めていきます。
9月に中家農園(岐阜県高山市)で視察を行います。
▲スカイプ(ネット回線を利用したテレビ電話)の紹介。
野菜のピッキングをしている小牧センターで既に導入済みです。
現物を確認しながら、産地と袋詰めの現場で
タイムリーにお互いの状況確認がきます。
▲鮮度保持袋(ベジフレッシュ)の紹介。
袋内の酸素と二酸化炭素を最適に保ち、新鮮さをキープできます。
積極的な導入による鮮度の向上が期待されています。