第20回 遺伝子組換えナタネ抜き取り隊に職員4名が参加してきました。

「遺伝子組換え(GM)ナタネ抜き取り隊」はあいち生協も加盟している遺伝子組換え食品を考える中部の会が主催で行っています。

日本ではGM作物の栽培はしていないが、大量輸入し、製油や飼料の会社へ輸送中に遺伝子組換えナタネがこぼれ落ち、広がっています。遺伝子汚染の拡大を防ぐため、 Continue reading “第20回 遺伝子組換えナタネ抜き取り隊に職員4名が参加してきました。”

熊本地震被災地訪問報告②

熊本地震被災地訪問報告①の続きとなります。

熊本地震被災地訪問報告①はこちら→熊本地震被災地訪問報告①

今回は生産者訪問の様子です。

地震発生当時のお話を伺い、事務所や畑を見学させていただきました。地震発生から7ヶ月が経ちましたが、まだまだ建物の修繕が必要であったり、 Continue reading “熊本地震被災地訪問報告②”

熊本地震被災地訪問報告①

2016年11月25日(金)~11月27日(日)の日程で、熊本地震被災地に生協役職員3名で訪問をしてきました。

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11月25日(金)

熊本市中央区にある熊本市市民活動支援センターあいぽーと、RSY(レスキューストックヤード)拠点に訪問をして、被災地の現状についてお話を伺いました。

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10月末で避難所は解散となりましたが、自宅に戻れても地震に対する不安を抱えられている方が多いそうです。また、仮設住宅に入居されてもご近所のつながりがないため、話し相手がおらず引きこもりのような状態になってしまう方が多いとのことです。現在は日頃の声掛けやイベントへの参加呼びかけなどを頻繁に行い、孤立化を防ぐ取り組みを行っています。

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こちらはあいぽーと熊本事務所の壁のひび割れ。

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こちらは御船町の様子。この先は崖です。通行止めの道路も多く存在し、復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。

夕方からは仮設住宅にて開催された「だご汁」作りに参加させていただきました。

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仮設住宅で熊本の郷土料理である、「だご汁」作りのイベントが開催されました。だご汁作りを通じて地域のつながりや話し合いの場を提供できればという趣旨で開催をされました。

※だご汁・・・熊本の郷土料理。小麦粉で作った団子をたくさんの野菜と一緒に煮込んだ汁物です。

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すいとん投入の様子です。

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いざ集まってみると皆さん手際も良く、和気あいあいとした雰囲気での調理となりました。
集まって話しをしたいとう方が多くいるということは聞いていましたが、きっかけが大事なのだと再認識しました。

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みんなで作った「おにぎり」と「だご汁」です。

冬も目前であり、温かいだご汁は心も体も温めてくれました。このイベントがきっかけで、こちらの地域の皆さんのつながりが今後もより深まっていく事を祈っております。

歓びの木2月号で今回の訪問報告をさせていただきます。

そちらもぜひご覧になってください。

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遺伝子組換え映画祭に参加してきました!!

2016年12月11日(日)東京都千代田区にある明治大学リバティタワーで開催された、遺伝子組み換え映画祭<主催:遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン>に参加をしてきました。

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遺伝子組換え作物の栽培が本格的に始まってから20年が経ちます。

遺伝子組換え作物が栽培されている諸外国において、現在どのような問題(農家の権利の侵害など)が発生していて、今後起こるであろう問題(食糧や種子の支配化など)をこの映画祭に参加することで知ってほしいとの趣旨で開催されました。

今回上映された映画はこの4つです。

①「パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう」
⇒カナダの農民パーシー・シュマイザーさんがモンサント社とたたかう姿を追ったドキュメンタリー。

②「ユーターン」
⇒かつてヨーロッパでGM作物生産のリーダー的存在だったルーマニア。そのルーマニアが2006年にGM作物栽培を禁止して、非GM生産国へと戻ろうとする動きを追う。

③「グローイングダウト」
⇒GM作物生産における農家の苦悩や、近隣の子どもたちの健康被害などを取材したドキュメンタリー。

④「食の選択」
⇒食品が「安い」・「便利」という基準で選ばれ、大量生産されている現状。それに対して、食は個人の暮らしや健康、環境や社会を大きく変えるものであり、有機的な生産が必要であるとの提案をした映画。

上映の他に、詩人のアーサー・ビナードさんの講演。
⇒アーサー・ビナードさんの講演では、「遺伝子組換え作物の導入で全てが変わってしまう」という言葉が印象的でした。上記の映画の中でも紹介をされていましたが、風で遺伝子組換え作物の種子が飛んできてしまい、繁殖してしまうなど望んでいないのに遺伝子組換え作物が拡がってしまうという問題が生じています。導入を防ぐためにも、各個人がこの問題の本質を理解して、きちんと声をあげていくことが大切であるとのお話をされていました。

今回の映画祭に参加をして、遺伝子組換え=よくないことだけで終わらせるのではなく、遺伝子組換えは何が問題であり、わたしたちの生活においてどのような影響が発生するのかを学習していくことが大事であることを学びました。

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